
タイ北部チェンマイ県メーアイ郡で2025年6月28日朝、覚醒剤約50万錠が押収されました。作戦を主導したのは陸軍のレンジャー部隊で、合同特別任務部隊および地元警察と連携して実施されました。タイ政府メディアNNTが伝えています。
ナマーウン村周辺で薬物の受け渡しが行われるとの情報をもとに現地に急行したところ、改造されたリュックサックを背負った武装グループと接触。接近を試みた部隊に対して発砲があり、短時間の銃撃戦に発展しました。この衝突により容疑者の1人が死亡し、現場からは覚醒剤入りとみられるバッグ4つが回収されました。
午後には軍関係者による現場確認が行われ、押収された薬物は警察に引き渡され、法的手続きが進められています。
当局は、容疑者グループが人目を避けるため山岳地帯を徒歩で移動していたとみており、現在も背後にいる密輸組織の捜査を続けています。