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【韓国出稼ぎの悲劇】多くのタイ人が陥る厳しい現実

 2018年1月13日、韓国で働くタイ人は、約10万人を超え。その半分近くが90日の滞在期限を過ぎても帰らない不法滞在のままだ。

そうした労働者の多くが劣悪な環境に追いやられており、厳しい冬の季節に死に至るケースが増加している。

 在韓国タイ大使館によると、死亡者のほとんどは過労が原因となり、脳出血や心不全、肺炎などで死亡している。

タイ人労働者は、不法滞在のために医療機関へも行かずに症状を悪化させている。

また、高額な医療費も彼らが病院へ行きたがらない原因だという。

 不法労働するタイ人の中には、弱みにつけこまれて安い賃金で働かされ、物置やコンテナで隠れて暮らすことを強制されているものもいる。

SNSには、そうした環境で暮らすタイ人の書き込みもあり「暖房器具が無ければ、毛布を10枚かけてもまだ寒い。」と窮状を訴えている。

 大使館では、在住のタイ人に向けてマイナス10度にも達する冬の間、健康には十分注意するように呼びかけると共に、タイ国内に向けても「韓国で働けばすぐに稼げる」などの誘いには安易に乗らないように注意喚起を促している。【翻訳/編集:Duangjan】
【日時】2018年01月13日
【提供】Global News Asia

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