<第94回全日本大学総合卓球選手権大会(団体の部) 7月3日~6日 場所:四日市市総合体育館(三重県)>
7月3日から三重県の四日市市総合体育館にて、第94回全日本大学総合卓球選手権大会・団体の部(通称:インカレ)が開催されている。大会3日目には、男子第2ステージの準々決勝が行われた。
筑波大学が昨年Vの愛工大を下す
準々決勝では波乱が巻き起こった。
特に愛知工業大学対筑波大学の試合では、1番で鈴木颯(愛知工業大学)が田原翔太(筑波大学)にゲームカウント1対3で敗れた。

写真:谷垣佑真(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部
続く2番では、谷垣佑真(愛知工業大学)が、今年の関東学生チャンピオンである鈴木笙(筑波大学)をストレートで下し、試合を振り出しに戻した。

写真:田原翔太/三浦裕大(筑波大)/撮影:ラリーズ編集部
勝負の鍵を握った3番ダブルスでは、田原翔太/三浦裕大(筑波大学)の息の合ったコンビネーションが、谷垣佑真/坂井雄飛ペア(愛知工業大学)をフルゲームの末に破り、筑波大学が全体スコアを2対1とリードを広げた。

写真:三浦裕大(筑波大)/撮影:ラリーズ編集部
そして4番では、インターハイ男子シングルス優勝経験を持つ三木隼(愛知工業大学)と三浦裕大(筑波大学)のサウスポー対決に。結果、3対0で三浦が勝利し、筑波大学が前回優勝の愛知工業大学を下し、念願のベスト4進出を果たした。
朝日大と明治大がベスト4をかけて激戦を
2回戦で昨年準優勝の日本大学を破って上がってきた明治大学は、朝日大学と対戦。1番では、岡野俊介(朝日大学)と明治大学の芝拓人がフルゲームの激戦を繰り広げ、岡野に軍配が上がった。
2番では、木方圭介(明治大学)が安定感抜群のプレーで朝日大学の王を下し、試合をタイに戻した。

写真:岡野俊介/梅村友樹ペア(朝日大学)/撮影:ラリーズ編集部
3番ダブルスでは、岡野俊介/梅村友樹ペア(朝日大学)が、飯村悠太/木方圭介 ペア(明治大学)の全日本王者ペアをゲームカウント3対1で破り、朝日大学が2対1とリードを広げた。
4番では、飯村が川村康人(朝日大)と対戦し、飯村が勝利して、試合は最終5番へ。

写真:高橋航太郎(明治大学)/撮影:ラリーズ編集部
5番では、梅村と高橋航太郎(明治大学)が対戦。1ゲーム目では高橋が大きくリードしたが、梅村が粘り強く逆転し、1ゲーム目を奪取。その後も11対7、11対7で高橋を完封し、朝日大学が明治大学を下してベスト4進出を決めた。

写真:梅村友樹(朝日大学)/撮影:ラリーズ編集部
第2ステージ準決勝は、6日の9時30分より行われ、ラボライブでも配信が予定されている。
準々決勝のスコアと結果、準決勝の組み合わせは以下の通り。
第2ステージ準々決勝
愛知工業大学 1-3 筑波大学◯
鈴木颯 1-3 田原翔太◯
◯谷垣佑真 3-0 鈴木笙
谷垣佑真/坂井雄飛 2-3 田原翔太/三浦裕大◯
三木隼 0-3 三浦裕大◯
坂井雄飛 – 藤元駿
早稲田大学 3-1 専修大学
◯濵田一輝 3-2 木塚陽斗
磯村拓夢 1-3 溜大河◯
◯濵田一輝/徳田幹太 3-1 星優真/木塚陽斗
◯徳田幹太 3-0 田中京太郎
濵田尚人 – 星優真
◯中央大学 3-0 日本体育大学
◯青山貴洋 3-1 笠井埜衣
◯小野泰和 3-0 熊谷楓希
◯前出陸杜/小野泰和 3-1 廣田遼太朗/笠井埜衣
道廣晴貴 – 廣田遼太朗
前出陸杜 – 遠藤唯夢
◯朝日大学 3-2 明治大学
◯岡野俊介 3-2 芝拓人
王翊翔 1-3 木方圭介◯
◯岡野俊介/梅村友樹 3-1 飯村悠太/木方圭介
川村康人 0-3 飯村悠太◯
◯梅村友樹 3-0 高橋航太郎
第2ステージ準決勝 組み合わせ
筑波大学 – 早稲田大学
中央大学 – 朝日大学
文:ラリーズ編集部