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噴火活動の再開から1カ月余り経過した小笠原諸島の西之島では、現在も噴煙が盛んに上昇していて、周辺の海面は流れ落ちた溶岩流で茶褐色に変色している。
海上保安庁が28日までに発表した。
海保は今月24日午後1時10分から同35分までの25分間、航空機で上空から観測を実施。
西之島の山頂火口からは断続的に噴火が発生し、白っぽい灰色の噴煙が来た方向に流れているのを確認した。
また、島の南から南西岸にかけて溶岩が海へ流れ落ち、その付近の海面は茶褐色に変色していたという。
海保は「活発な火山活動は今も続いている」として、引き続き付近を航行する船舶への注意を呼びかけている。
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