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大型の台風5号はあす10日に沖縄の南大東島に最も接近する見込みで、猛烈な風が吹き、海は大しけとなると見込まれる。
週明けには、伊豆諸島や小笠原諸島に近づく可能性が高まり、関東甲信地方や倒壊地方では、大雨となるおそれがある。
気象庁によると、台風5号は9日午後6時現在、南大東島の南西550キロをゆっくりした速さで北寄りに進んでいる。
中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、風速15メートル以上の強風が吹いている。
台風は引き続き発達を続けて、あすには暴風域を伴いながら南大東島に再接近する見込みで、その後は日本の南の海上を北東に進み、11日には伊豆諸島や小笠原諸島に接近するおそれがある。
台風の北上に伴い、東日本の太平洋側では梅雨前線の活動が活発化し、関東甲信地方や倒壊地方では、10日夕方から11日にかけて1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。
10日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多いところで東海地方120ミリ、関東甲信地方80ミリ。
関東甲信地方では11日夜までの24時間に予想される雨量は200〜300ミリにのぼると予想されている。
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