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下世話、醜聞、スキャンダル——。
長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
本日朝、パナマ文書に記載された法人や個人名が公表された。
もちろん日本企業、日本人の記載もあるが、本日の情報番組&ワイドショーは、この問題よりはるかに長い時間をかけてゲスの極み乙女。・川谷絵音の離婚とベッキー復帰を報じている。
権力や権威、そして政治、企業スポンサーにばかり配慮し、弱いとわかれば徹底的に叩く。
いつから日本のメディアはここまで堕落してしまったのだろう。
北川景子との結婚発表以来、露出度、好感度がうなぎ上りなDAIGO。
4月29日には披露宴を開き、これまた大きな注目を浴びた。
そんな中、密かに取り沙汰されてきたのがDAIGOの政界進出だ。
なにしろDAIGOは祖父が内閣総理大臣だった竹下登で、大叔父は衆院予算委員長の竹下亘、さらに金丸信とも血縁という華麗な一族の一員だからだ。
これまで「週刊ポスト」(講談社)などでも、安倍晋三首相がDAIGOをいたく気に入り、自民党からの出馬を切望しているといった情報が掲載されたほどだ。
また今年の安倍首相主催「桜を見る会」にもDAIGOは招待されている。
そんなDAIGOだが、今週の「週刊女性」には政界進出についてさらなる重大記事が掲載された。
DAIGOの政界進出は、安倍首相をはじめとする自民党関係者だけでなく、実母もまたそれを望んでいるという驚愕情報だ。
記事によると、DAIGOの披露宴には政界関係者も多く出席していた。
竹下元総理の懐刀だった青木幹雄、派閥のドンだった額賀福志郎元財務大臣、元経済企画庁長官の堺屋太一——。
ほかにも小渕元総理夫人や、島根県知事、そして竹下亘なども出席したらしいが、それを仕切ったのがDAIGOの母親であり、竹下元首相の次女・まる子さんだったという。
「彼女は自分が竹下の直系だという自負があるんです。
ですから、DAIGOにゆくゆくは政治家になってもらいたいという思いはとても強い。
そんな母の願いを彼自身もうすうす感じているのではないでしょうか」(全国紙政治部記者のコメント)
DAIGOの披露宴に政治家を呼び、安倍首相のコメントを用意したもの、DAIGOの政界進出に向けたまる子さんの戦略だというのだ。
さらに、政治評論家の浅川博忠氏の「自民党から出馬するのであれば、100パーセントに近い確率で当選するでしょう」とのコメントも。
すごいな、血筋と血脈。
しかし竹下元首相といえば、最初の妻が不審な自殺を遂げ、リクリート事件で窮地に立たされた挙げ句、秘書が自殺。
また東京佐川急便事件では民族団体からの「ホメ殺し」を暴力団に頼んで中止してもらったことが大事件に発展するなど、さまざまな疑惑が取り沙汰された政治家でもある。
そんな恐ろしい政界に、DAIGOは本気で入っていくつもりがあるのか。
「週女」では、DAIGOも母親の願いをうすうす感じているとしているが、本人はどうなのだろう。
願わくば、権力闘争や権謀術数渦巻く政治の世界とは無縁で「ウイッシュ」だの、「DAI語」だのを駆使して、人々を笑わせ続けてほしい。
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