中国・環球時報のニュースサイトによると、サッカー・イングランドプレミアリーグのチェルシー対トッテナムの試合で、観客がトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンに対し「つり目」ジェスチャーをしたことについて、韓国・誠信女子大のソ・ギョンドク教授は、自身のSNSで「ソン・フンミンだけでなくアジア人全体を冒とくする行為」と怒りを示し抗議した。
環球時報が、韓国メディアの報道を引用する形で伝えたところによると、ソ教授は、イングランドプレミアリーグの全20クラブに抗議メールを送るとともに、チェルシーとイングランドプレミアリーグ事務局に徹底調査を求めた。
チェルシーは声明で、「差別的な振る舞いを容認できないというスタンスを継続的に取ってきた」とした上で、「この件に関する調査を行っている。事実と判明すれば、クラブはこの個人に対して最も強い措置を取ることになるだろう」とした。（翻訳・編集/柳川）
