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NO.12670541
バンコクでミャンマー大地震(3/28)の影響調査を実施

防災の専門会社 株式会社SAKIGAKE JAPANは、2025年3月28日に発生したミャンマー西部のマグニチュード7.7(タイの計測ではマグニチュード8.2)の大地震に関連し、震源地から約1,000km離れたタイ・バンコクにおいても地震被害が確認されたことを受け、同地にて現地調査および防災協議を実施しました(4月14日)。



今回の現地調査では、超長周期地震動による高層ビルの倒壊リスク、都市インフラの脆弱性、そしてアジア都市圏における日本の防災技術の活用可能性について、複数の視点から実情を把握。今後の国際連携を視野に入れた技術協力と製品導入に向けた動きを加速させます。

タイ政府の会計監査院が入居予定だった高層ビルの倒壊

遠距離地震の“見えない揺れ”──タイにおける被害の実態 

震源地はミャンマー西部ながら、約1,000km離れたタイ・バンコクにおいても高層建物に深刻な影響が及びました。特に注目されたのは、タイ政府の会計監査院が入居予定だった高層ビルの倒壊です。設計上の課題はあるものの、超長周期地震動の影響が構造物に及んだことが要因と見られています。

調査では、高層建築物の中層階を中心に、以下のような被害が確認されました:
天井・壁面の仕上げ材剥落
内装材の大規模破損
共用部の構造的歪み

一方、平屋や低層建物には大きな損壊は見られず、揺れの特性による被害が浮き彫りとなりました。


超長周期地震動とは? 

超長周期地震動とは、震源から離れていても都市部に伝わる「ゆっくり・大きく・長く揺れる」タイプの地震動です。これは、高層ビルなどの長周期構造物と共振しやすく、結果として構造的・機能的被害を生じさせる特徴があります。バンコクのように地盤が軟弱である都市では、こうした揺れが増幅されやすく、今後の都市化の中でリスクが拡大する恐れがあります。

耐震塗料「Aster Power Coating」への関心の高まり 

今回の視察では、複数の現地関係者(建設業者、大学研究者等)から、日本の耐震技術に対する関心が高まっていることが確認されました。特に評価を得たのが、調査を行なった株式会社SAKIGAKE JAPANが取り扱う「Aster Power Coating」と伝えています。

この製品の主な特徴は以下の通りです:
・壁面や内装材の剥落を防止する強靭な密着力
・高い柔軟性で微細な変形にも対応
・長周期揺れでも破断しにくく、人的被害を軽減
・施工後の意匠性を損なわず美観を保持

今後バンコクをはじめとする都市において、こうした“見えない揺れ”への対策が不可欠となる中、耐震塗料の導入は建築リスクの低減策として期待されているとしています。

▶ 製品ページ:https://sakigakejp.com/sales/aster-power-coating/


防災連携の今後とSAKIGAKE JAPANの役割 

今回の調査訪問では、タイの工科大学や現地の大手不動産開発会社との意見交換も実施。現地では建築基準法の見直しが始まっており、今後は防災設計、教育、資材選定における日タイ連携の強化が見込まれます。

 

株式会社SAKIGAKE JAPANについて

株式会社SAKIGAKE JAPANは、防災および環境適応分野での先進技術の営業・マーケティング、防災教育イベントの企画・運営、企業・自治体向け防災データベースの構築と運用に力を注いでいます。これらの活動を通じ、地域や企業のレジリエンス向上と革新的な防災ソリューションの普及を目指しています。また、「国際復興フォーラム2024」や「日本防災プラットフォーム」などへの参画を通じて、防災分野の未来を、多数のパートナーとともに切り拓いています。

SAKIGAKE JAPAN会社概要

会社名:株式会社SAKIGAKE JAPAN
所在地:東京都中央区日本橋室町1-11-12 日本橋水野ビル7階
代表名:近藤 宗俊
設立日:2023年12月8日
HP:https://sakigakejp.com/
連絡先:03-6687-3736

【日時】2025年06月17日 11:40
【提供】タイランドハイパーリンクス

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