
先日、ブラジルの大都市・リオ・デ・ジャネイロの海岸に、野生のペンギンが現れ、海水浴客を驚かせたそうだ。
人間のすぐ近くで泳ぎ続ける
そのペンギンはマゼランペンギンとされ、6月29日に、リオ・デ・ジャネイロのPraia do Arpoadorの海岸に現れたという。
しかもこの野生のペンギンは、人間を恐れることなく、すぐ近くで自由に泳ぎ回っていたそうだ。
海水浴客たちもこの様子を動画で撮影し、シェア。また欧米のさまざまなメディアも、動画を取り上げた。
アルゼンチンやチリ南部に生息
マゼランペンギンは体長が70cmほど。通常はアルゼンチン南部のパタゴニア地方や、チリ南部に生息しているという。
そのためブラジルのリオ・デ・ジャネイロまで、北上するのは珍しいようだ。
またオーストラリアやニュージーランド、南極大陸の半島などでの発見例もあると言われている。
マゼランペンギンは群れで狩りを行い、時には数百キロの沖合まで獲物を追いかけることがあるという。(了)