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ウクライナ諜報機関の高官が、白昼に銃撃され死亡

ウクライナの首都で先日、諜報機関の高官が何者かに銃で撃たれ、殺害された。

銃で数発撃たれて死亡

この事件が起きたのは7月10日午前9時頃(現地時間)で、場所は首都・キーウ南部にあるHolosiivskyi地区とされている。

殺害されたのはウクライナ保安庁(SBU)のIvan Voronych大佐だとされ、防犯カメラの映像には、白いビニール袋を持った大佐が車のそばで、何者かに数発撃たれ、犯人が逃走していく様子が映っていた。

ウクライナ首都警察は、現場に到着した警察官らが、銃弾を浴びた男性の遺体を発見したとし、現在、逃亡中の犯人の身元確認を進め、逮捕に向け取り組んでいると明らかにした。

過去にロシア高官の暗殺に関与か?

ウクライナ保安庁(SBU)も警察も、今回の銃撃事件の動機について、言及はしていない。

ウクライナ保安庁は主に国内の治安と防諜活動を担当しているが、2024年12月にロシアの高官、Igor Kirillov将軍が殺害された事件に関与していたと言われている。

また今年初め、モスクワでロシア軍のYaroslav Moskalik将軍が自動車爆弾テロで殺害された事件があったが、ロシア政府はこの事件をウクライナの犯行だと非難していた。

ウクライナ全土でも激しい空爆

ウクライナ全域では7月10日の夜も、ロシア軍の空爆に曝され、728機のドローンと13機の巡航ミサイル・弾道ミサイルが飛来したという。

首都のキーウでも、市内の8つの地区が空爆され、ミサイル18発とドローン400機の攻撃を受け、少なくとも2人が死亡、16人が負傷したそうだ。

一方、最前線での戦闘も継続しており、ロシア軍はウクライナ東部で徐々に進軍しており、またウクライナ軍が占領したロシア領のクルスク地域の一部を奪還したと言われている。

3年以上続く戦争における停戦交渉の努力も行き詰まっており、アメリカのトランプ大統領はロシアのプーチン大統領に対する不満を募らせているという。(了)

【日時】2025年07月11日 19:05
【提供】Switch News

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