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去年、全国の世帯のうち1人暮らしと65歳以上の高齢者世帯の数が過去最多だったことが国の調査で分かりました。一方、子育て世帯の数は過去最少です。
厚生労働省が世帯の状況などについて去年6月に調査を行ったところ、1人暮らしは1899万5000世帯、全体のおよそ34.6%を占め、統計を始めた1986年以降、過去最多となりました。
続いて多かったのが65歳以上の高齢者世帯で、1720万7000世帯、全体の31.4%となり、こちらも過去最多です。
一方で、18歳未満の子どもがいる世帯は、907万4000世帯、全体の16.6%で過去最少となりました。
厚労省は背景として、「1人暮らしの高齢者の数や未婚率の上昇、また、出生数の減少が影響していると考えられる」などと分析しています。
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