近年、マカオ国際空港を発着する航空機内で窃盗事案が相次ぎ報告される中、マカオ司法警察局は7月5日、先ごろマカオ国際空港を拠点とする地元航空会社のマカオ航空向けに機内窃盗の防犯をテーマにしたセミナーを実施したと発表。
同セミナーにはハイブリッド形式で行われ、マカオ拠点と海外拠点の管理職ら40人超が参加し、同局から法律知識、近年の典型的な機内窃盗犯罪例、犯行手口分析などの紹介と盗難被害防止のためのアドバイスを提供したとのこと。
同局では、マカオ航空に対し、フロントラインスタッフが乗客に貴重品を常に手の届く範囲にキープし、荷物棚に入れないこと、またトイレを利用するなど離席時にも貴重品を携行する、あるいは同行者に保管を依頼するよう呼びかけるよう求めたという。
同局は今後も航空業界との緊密な連携・交流を維持するとともに、機内窃盗の防犯プロモーション強化や防犯セミナーの定期実施を通じ、民間と力を合わせて空の安全確保に努めていく考えを示した。
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