【2025年7月9日】ナコンラチャシマ県セーンサーン郡スカパイブーンで、野生動物による農作物被害が報告され、調査の結果「クマの足跡」が確認されました。被害は特にバナナの木に及び、現場はタップラーン国立公園の境界から15キロ以上離れた地域です。
国立公園・野生動物・植物保全局の指示により、担当部局が現地で調査を実施。2025年7月9日、ドンパヤイェン-カオヤイ野生動物研究ステーションが、現場に残された足跡が「クマによるもの」であると正式に確認しました。
現在、関係機関は状況の安全な収束に向けて対応を進めており、タップラーン国立公園はナコンラチャシマ管轄の獣医師と連携し、捕獲用の檻を設置するなどの措置を取っています。クマの安全と住民の安心を両立させるため、捕獲後は森に戻す方針です。
当局は、野生動物を目撃した場合には、すぐに担当部門へ通報するよう呼びかけており、24時間対応のホットライン1362番を通じて連絡が可能です。