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宇都宮市南部の小学校で今月行われた定期歯科検診で、70代男性歯科医が児童の口腔(こうくう)内に触れた手袋を交換せず消毒のみで検診を続けていたことが26日、同校などへの取材で分かった。日本学校歯科医会は感染防止のため口腔粘膜に触れた手袋の使い回しを禁止しており、学校と市教委は同日、保護者へ謝罪した。
同校によると、検診は12、19の両日実施され、1~6年生452人が受けた。手袋は学校が計400枚用意。歯科医は手袋を装着して口腔内を見たが、口の開きが小さい児童らには指で口を開いて確認した。
その際、手袋を交換せずに消毒をして検診を続けるケースがあった。口腔内を触った後に交換しなかった人数は不明という。複数の教員も立ち会っていたが、問題に気付かなかった。
複数の児童から「...
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