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八王子の居酒屋「カンピロバクター食中毒」鳥刺しが原因か?
八王子市内の居酒屋で先月27日、鳥刺しなどを食べた2グループ30人が下痢や発熱、腹痛などの症状を訴えていたことが明らかになった。

患者からカンピロバクターが検出されたことから、八王子保健所は同店で提供した食事が原因の食中毒だと断定した。

食中毒が発生したのは、八王子市三崎町の「個室居酒屋 いろは」。

保健所によると、先月26日に同店で食事した18歳から64歳の2グループ66人のうち30人が、翌日から31日にかけて下痢や発熱などの症状で、東京都内の医療機関を受診した。

今月2日に医療機関から連絡を受けた保健所が調べたところ、患者7人の便からカンピロバクターが検出されたことから、カンピロバクターによる食中毒だと断定し、この店に7日間の営業停止処分を命じた。

立入検査では、カンピロバクターの他に、サルモネラや黄色ブドウ球菌も検出されたという。

カンピロバクターは、家畜やペット、野鳥などあらゆる動物の腸内に生息するらせん状の細菌で、食肉処理や流通過程で牛や豚、鶏などの肉やレバーを汚染し、加熱が不十分だと感染する。
【日時】2017年06月12日 13:27
【提供】ハザードラボ

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