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鹿児島、宮崎両県にまたがる新燃岳(1421メートル)は2日午後10時現在、6月27日に始まった連続噴火が5日以上続いている。午前11時45分ごろから噴煙が一時的に増え、高さは火口から2800メートルに達した。霧島市牧園で多量の降灰を確認。噴煙の影響で、同市の鹿児島空港を発着する計65便が欠航した。
鹿児島地方気象台によると、新燃岳周辺の傾斜計では、噴火に伴い収縮を示すようなごくわずかな変化があった。火山性地震は多い状態で増減を繰り返し、7年ぶりに噴火した6月22日から7月2日午後10時までの間に火山性地震を2890回(速報値)観測した。火山性微動も発生している。
噴火が続いた場合、3日午前は南西方向への降灰が予想される。降灰が多量となるのは霧島市。
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