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最近、日本経済新聞(6月26日付)で報じられたニュースが話題になっている。
「合成麻薬の闇、名古屋が結節点 米・中・メキシコつなぐ地下経路」という記事で、米国で大問題になっている薬物のフェンタニルについて、その材料などが中国から日本を経由して米国に入っているケースがあるという内容だ。
【画像】これが現代版アヘン戦争? 日米の捜査網が追う“見えないサプライチェーン”
この話には、企業が絡んだサプライチェーンが関係している。筆者の取材によると、米国政府はフェンタニルに関する捜査を数年前から強化しており、日本もFBI(米連邦捜査局)からの問い合わせで、捜査協力を求められることもあるという。
知らず知らずのうちに、こうした企業とサプライチェーンでつながってしまえば、...
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