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2010年に神戸市北区の路上で、男子高校生を殺害した罪に問われている元少年の裁判。1審の懲役18年判決を支持して控訴を棄却した大阪高裁判決を不服とし、元少年の弁護人が6月30日、最高裁に上告しました。
▼面識のない高校生を折りたたみ式ナイフで刺殺
1審判決によりますと、当時17歳だった元少年は2010年10月、神戸市北区の路上で高校2年の堤将太さん(当時16)を、折りたたみ式ナイフで刺し多数回刺し、殺害しました。捜査は難航し、元少年が警察に逮捕されたのは事件発生から11年後の2021年8月でした。
少年法の規定に基づき、元少年の氏名は公開されていません。
▼元少年側は「犯行当時、精神障害があった」と主張鑑定医「幻聴や妄想は詐病」と分析
将太さんとは面識が...
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