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香港・周庭さん保釈 拘束中は脳裏に欅坂/不協和音の歌詞「主張を曲げたら生きてる価値ない」
■周庭「政治的弾圧」
香港警察は12日未明、香港国家安全維持法(国安法)違反容疑で逮捕した香港紙「リンゴ日報」創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏を保釈した。

同じ容疑で逮捕した民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏も11日深夜に保釈した。

両氏は外国勢力と結託し国家の安全に危害を加えた疑いがあるとして10日に逮捕されていた。

周氏は保釈後、朝日新聞などの報道陣に警察から証拠の提示がなく、「なぜ逮捕されたのか分からない」と指摘。

「(警察は)まさに政治的弾圧のために国安法を利用した」と批判した。

パスポートを押収されたことも明らかにした。

疲れた表情で取り調べが非常に怖かったと漏らす一方、日本のSNS上で支援の動きが広がったことに感謝すると表明した。

今後については国際社会と連携する活動には参加できないとし、個人の立場から「香港の民主主義のために戦いたい」と語った。

■周庭「欅坂46が頭の中に…」
国家安全維持法違反容疑(外国勢力と結託して国家の安全に危害を加えた容疑)で今月10日に逮捕された香港の民主動家・周庭(英名アグネス・チョウ)氏が11日深夜に保釈された。

周氏は保釈された警察署の外で記者団の取材に応じた。日本のマスコミの質問には日本語で対応。

「これまで香港の社会運動に参加してきて4回逮捕されたが、最も怖かった。起訴されるのかどうか分からないが、パスポート(旅券)も没収された」などと語った。

また、逮捕時の恐怖を語るとともに「拘束されているときに『不協和音』という日本語の歌の歌詞が、ずっと頭の中で浮かんでいました」とも語った。

これを受けて、12日未明からは周氏の保釈のニュースとともに「不協和音」がトレンドワード入りした。

「不協和音」は欅坂46の代表曲の1つで、同調圧力に負けることなく、自身の意思を貫く強さを歌っている。

今年1月にグループを脱退した平手友理奈の「僕は嫌だ」という叫びが印象的な楽曲だ。
【日時】2020年08月12日
【提供】gossip!

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