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千葉県八街市で2021年6月に下校中の児童5人がトラックにはねられて死傷した事故から28日で4年となる。
この運転手は周りから注意されても飲酒運転をやめず、事故直前にも酒を飲んでいた。
「アルコール依存症と同じ飲み方だ」。
八街市内で「断酒会」を運営する高山和人さん(54)には、酒に溺れて事故を繰り返したかつての自分と重なって見えた。
【林帆南】1度目の大事故は28年前だった。
「独身最後の酒だな」。
結婚式を1週間後に控え、地元の長野から上京してきた弟と酒を酌み交わした。
上機嫌に店から店へとハシゴし、途中から記憶がぼんやりとして――。
翌日、目が覚めると、病院のベッドの上にいた。
頭や足は縫われ包帯が巻かれている。
ワゴン車で帰宅する途中、電柱にぶつかった。
同乗し...
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