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名古屋市を拠点に活動していた不良グループ「ルシファーズ」の解散式が6日、熱田署で行われた。メンバーは解散を「区切り」に、新たな人生への決意を表した。
式には、10歳代~50歳代の約30人が集まり、代表した1人が「本日をもって脱退し、関係を断ち切る」と宣言した。鈴木正樹署長は「今後はそれぞれの道で仕事や勉学に励んでほしい」と激励した。
県警によると、ルシファーズは1996年頃に結成され、最も活発だった2000年頃には500人ほどがいた。昨年1月以降も対立するグループと断続的に傷害事件を起こすなどし、県警は傷害や凶器準備集合容疑などで29人を摘発してきた。県警側の説得もあり、創設者でリーダーの男(傷害罪などで公判中)が解散を決意したという。
解散式に臨んだ少年...
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