
アメリカのミズーリ州で先日、アルビノのシカが目撃され、その様子が撮影された。
別のシカと一緒にいる姿を目撃
そのシカが目撃されたのは6月9日、場所はミズーリ州の町、Arnoldとされている。
撮影したのは地元の女性、シドニー・ベリーさんで、彼女は散歩をしている時に、アルビノのシカに遭遇したという。
当時、全身が真っ白なオスのシカが草むらに立ち、道路に立つ別のオスのシカと向き合っていたそうだ。その様子がこちら。
3万頭に1頭の割合
実は、Arnoldの住宅街では5月下旬にも、ドアの防犯カメラが、シカの群れと遊ぶアルビノのシカを捉えていたという。
ベリーさんは、地元のニュースで初めてアルビノのことを知り、2週間後に自宅の裏庭でアルビノのシカを目撃し、その後も散歩中に再び遭遇したそうだ。
ただベリーさんの動画に映っているアルビノのシカと、5月に撮影されたアルビノのシカが、同一個体かは明らかになっていない。
アルビノのシカは野生では珍しい存在で、ミズーリ州自然保護局(MDC)によれば、アルビノのシカは3万頭に1頭しかいないという。
また部分的なアルビノ(まだら症とも呼ばれる)は、それよりやや多く発生していると推定されている。(了)