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準台風ダナース接近で警報の可能性明日午後に最接近か、暴風雨に最大級の警戒を
熱帯擾乱が今年の第4号台風「ダナース」に発達する可能性がある。(写真/中央気象署提供)

台湾南方の熱帯擾乱が急速にまとまりつつあり、本日(4日)夜から明朝にかけて熱帯低気圧に発達する可能性がある。さらに発達すれば、今年第4号台風「ダナース」となる見込みである。当該システムは台湾に非常に近いため、台風となった場合、直接台風警報が発令される可能性があり、最速で明日午後に接近する見込みである。

台風「ダナース」台湾直撃の恐れ

中央気象局は、バシー海峡上空の低気圧域が高水温、低層での収束、上空の吹き出しなど発達に有利な環境を備えていると指摘している。現在、システムの構造が徐々にまとまりつつあることが観測されている。

現時点のシミュレーションによれば、熱帯性低気圧に発達する確率が高く、短期間で軽度の台風へとさらに強まる可能性も排除できない。週末の土日(5日、6日)には、システムが台湾付近を北上して通過すると予想されており、その際には顕著な風雨をもたらす可能性がある。ただし、進路や強度にはまだ不確定な要素が残っている。

モデル予測の経路に分かれ

気象専門のFacebookページ「台灣颱風論壇」は、この熱帯擾乱が「自宅のすぐそば」で発達していると指摘している。距離が近く時間も限られているため、台風となる確率は高いものの、発達期間が短いために強度はあまり強くならない可能性があるという。

現在の進路予測には大きな誤差があり、福建沿岸への上陸から台湾東部沖を通過するまで幅広い可能性がある。気象局も今後、進路や強度の予報について随時修正・更新を行うとしている。

最大の風雨時間が明らかに

気象専門家の呉徳榮は、この熱帯系統が南シナ海に入ってから「ダナース」台風へと発達すると予測している。暴風圏が直接台湾本島を通過する可能性があり、脅威は軽視できないと警告している。最も台湾に接近する時期は日曜日から翌週月曜日(6日、7日)であり、その際には風雨がピークに達するため、強風や豪雨に十分な注意が必要である。以降は天候が徐々に回復する見込みである。

一方、気象専門家の林得恩は、この熱帯擾乱が「補血して成長している」と表現し、強化傾向にあると指摘している。軽台風に発達する確率が高まっており、台湾海峡に沿って北上すると予想される。台湾に近い距離を通過するため、影響は顕著に増加し、最大の風雨は土曜日と日曜日(5日、6日)にかけて訪れる見込みである。


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