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マヨン山「溶岩噴出69回!」日本の衛星がとらえた!比ルソン島

火山活動が激化するフィリピン・ルソン島のマヨン山では、溶岩が空高く噴き上がるストロンボリ式噴火が24時間で69回発生し、10キロ先の町まで轟音が響き渡っている。

フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS-DOST)の9日の発表によると、マヨン山の火山活動は勢いが増しており、きのう昼までの24時間で溶岩噴出が69回観測された。

噴火は最長で233分継続し、それに伴ってうねるような鳴動が10キロ以上先まで聞こえた。

二酸化硫黄を含む火山ガス放出量は、1日平均2500トンを超えており、地下のマグマ上昇に伴って地殻変動が続いている。

4方向の谷に沿って下り落ちる溶岩流の長さは、火口から4.5キロ付近まで伸びており、同研究所は「雨が降ると土石流や火砕流が起こりやすくなる」として、危険度が2番目に高い警戒レベル「4」を維持している。

一方、昨年12月23日に打ち上げられた日本の気候変動観測衛星「しきさい」は、先月23日に上空からとらえたマヨン山山頂付近の観測データを公開した。

上空は雲に覆われているが、灰色がかった噴煙が西に向かって放出されており、熱赤外線画像データでは直径200〜300メートルほどの溶岩ドーム周辺で高温域が確認できる。

■国内の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。
【日時】2018年02月09日 10:20
【提供】ハザードラボ

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