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昨年12月、京都市向日市で無職の筧勇夫さん(当時75)が毒殺された事件で逮捕された千佐子容疑者(67)が銀行などに口座を10以上管理していたことが21日、分かった。
千佐子容疑者はこれまで4度結婚し、全員と死別している。
相続遺産は総額で数億円を超えるとみられているが、株や不動産などに投資して失敗、借金を抱えていたという。
千佐子容疑者は容疑を一貫して否定している。
千佐子容疑者は高卒後銀行に就職している。
金融知識は豊富でそれがこうした多くの銀行口座を持つことと関連があると警察は見ているようだ。
また勇夫さんは千佐子容疑者に「一緒に新年を迎えよう」「早く会いたい」などとメールを送っていることも明らかになった。
自殺をすることは考えられないとしている。
千佐子容疑者は自宅と大阪の親類所有のマンションを行き来していた。
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