【2022スキャンダル総まくり①】
巨人坂本「けつあな確定」は何故スルーされた?
テレビ局やスポーツ紙の「巨人忖度」
激動だった2022年も間もなく終わりを迎える中、毎年恒例の流行語大賞が発表されたが、どれもこれもピンと来ないものばかり。
そんななか “最優秀裏流行語大賞” ともてはやされたのが、読売ジャイアンツの坂本勇人内野手(34)の『けつあな確定』だろう。
「すでにネットバズワードとして “おしおき” や “罰” を意味するものとして完全に世の中に定着している。もとをたどれば坂本が、遅刻する女性に対して、アナルファックを強要しようと『今日はけつなあな確定な(※原文ママ)』とLINEで送った画像が流出したのが起源」(芸能系ITジャーナリスト)
その女性に対して、さんざん避妊なしで性行為を繰り返しながら、中絶を強要し、その女性が精神的に病んでしまい自殺未遂を起こしたという、坂本の鬼畜行為。
今年は、他にも坂本の女性スキャンダルが、週刊文春や週刊新潮誌上でかなり詳細に報じられたが、スポーツ紙およびワイドショーには一切報じられなかった。
その理由は何なのか。

めっちゃ大ニュースになってたけど……(本人インスタグラムより)
「坂本は『プロ野球界のジャニーズ事務所』と称される “スキャンダルもみ消し上等” の読売ジャイアンツ所属。テレビ局や一般スポーツ紙は、すべてがジャイアンツのコントロール禍にあるといっても大袈裟ではない。少しでも坂本ネタを報じたら、球場の取材パスを取り上げられてしまう。今は長嶋茂雄さんの病気の件などもあり、とにかく一般マスコミは『巨人を怒らせるわけにはいかない』という雰囲気」(情報番組プロデューサー)
たしかに坂本は独身だし、示談が成立している件で、刑事事件ではない。
しかし『巨人軍は紳士たれ』という教えには、まったく従う気がない坂本に対して、何のペナルティも課さない球団にも問題があるだろう。
「大物フリーキャスターの古舘伊知郎(68)さんが自身のYouTubeで、坂本の報道をしないマスコミを批判し大注目を浴びていたし、あのガーシー議員も坂本を最新女性ネタや反社交流ネタで叩き始めている。とにかく素行不良過ぎる坂本に、球団内部からも『このまま野放しにするのは危険』という声が上がっている」(同前)
結局、坂本スキャンダルは、各マスコミの異常なまでの『ジャイアンツ忖度』と、奇跡的に放たれた『けつあな確定』の言葉自体の大バズリによって、有耶無耶に風化してしまったようだ。
“何をやっても許される” って、ホントいい御身分ですね……。 (溝田 潤之輔)