
トッテナム・ホットスパーは2日、なでしこジャパンのDF古賀塔子をフェイエノールトから獲得したと発表した。契約期間は2029年6月までの4年契約で、背番号は「32」となる。
現在19歳の古賀は、JFAアカデミー福島出身。世代別代表を経験し、FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023ではトレーニングパートナーとして谷川萌々子とともにトレーニングパートナーとしてチームに帯同。2024年1月にはオランダのフェイエノールトに移籍した。なでしこジャパンとしては2023年12月に初招集。2024年のパリ・オリンピックメンバーにも選出された。代表チームには定着し、センターバックやサイドバックとしてプレーし、今後の代表を背負う一人と目されている。
スパーズは昨シーズン11位と、全12チームのWomen’s Super Leagueで下位に低迷している。これまでに日本人選手としては岩渕真奈が2023年1月から半シーズンの在籍経験がある。また、スパーズは現在、川崎フロンターレDF高井幸大の獲得が濃厚とみられ、実現した場合は、男女の若き日本代表CBがクラブにそろうことになる。
【動画】古賀がスパーズのユニフォーム姿で加入を発表