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【プロ野球】最もドラマチックな「サヨナラホームラン」を決めた選手

■数ある「サヨナラ」の立役者の中から選ばれた2人

2016年、交流戦を含むレギュラーシーズンで記録されたサヨナラゲームは、セ・リーグが38試合、パ・リーグが35試合。

このなかから、最上級に劇的だった一撃に贈られるのが「スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」だ。

今年の年間大賞は、セ・リーグが広島の鈴木誠也、パ・リーグがソフトバンクの吉村裕基に決定。

12月1日に都内で行われた表彰式では、2人にトロフィーと賞金200万円が贈られた。

■2夜連続サヨナラ弾と、同点&「サヨナラ」の2連発

鈴木は、6月のオリックスとの交流戦で放った「2夜連発サヨナラ」のインパクトがデカい。

6月17日は4対4で迎えた延長12回、無死二塁から2ラン。

翌18日には、1対3のビハインドで迎えた9回に1死一、三塁から逆転3ラン。

2日連続のサヨナラ本塁打は史上10人目の快挙というだけでなく、自身の名前を大きくアピールし、さらにはチームに勢いをつける連夜のサヨナラ弾だった。

一方の吉村は、4月17日の楽天戦での2打席連続アーチが決め手となった。

3対7と4点のビハインドで迎えた9回。

内川聖一のタイムリーで1点を返し、なお二死一、二塁のチャンス。

ここで代打の吉村が起死回生の3ランを放ち、7対7の同点となった。

さらに延長12回、無死一塁からサヨナラ2ランを左中間へ放り込み、激闘にケリをつけた。

劣勢の展開から、吉村が2本塁打5打点を記録し、試合をひっくり返すという離れ業だった。

両選手のこの劇的な活躍からかなりの日数は経過しているが、今でも印象に残っているというファンも多いはず。

それぐらい強烈なパフォーマンスだった。

■月間サヨナラ賞にも注目!

なお、年間大賞の予選的な位置づけとして、2012年からは「月間サヨナラ賞」が制定されている。

今年の各月の受賞者は以下の通り。

【セ・リーグ 月間サヨナラ賞】
3、4月:杉山翔大(中日)
5月:坂本勇人(巨人)
6月:鈴木誠也(広島)
7月:筒香嘉智(DeNA)
8月:脇谷亮太(巨人)
9月:ギャレット(巨人)

【パ・リーグ 月間サヨナラ賞】
3、4月:吉村裕基(ソフトバンク)
5月:井口資仁(ロッテ)
6月:レアード(日本ハム)
7月:レアード(日本ハム)
8月:森友哉(西武)
9月:細谷圭(ロッテ)

シーズン中の毎月の表彰といえば「月間MVP」のほうがスポーツニュースなどで紹介されることが多いが、協賛企業(「月間MVP」は日本生命、「月間サヨナラ賞」はスカパー!)からトロフィーと賞金30万円が贈られるのはどちらも同じ。

来季は、「月間MVP」とともに「サヨナラ賞」にも、ぜひ注目していただきたい。
【日時】2016年12月09日 16:05
【提供】デイリーニュースオンライン

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