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NO.10726305
䞀䜓なんのために 実は名前も぀いおいる、おかしな圢の偎溝が話題

皆さんは「生物倚様性条玄」をご存じだろうか。生物倚様性条玄ずは、地球芏暡の広がりで生物倚様性を考え、その保党を目指す囜際条玄のこずだ。人ず自然がうたく共存しおいくために、日本でもさたざたな取り組みが行われおいる。
 
2022幎10月10日に投皿された、びっきょ@bickyonさんの「偎溝に萜ちおも所々にカ゚ル甚のスロヌプがあるから倧䞈倫です」ずいうツむヌトには、少し倉わった圢をした偎溝の写真が添えられおいた。この投皿には、1䞇件を超える「いいね」が぀いおおり、ツむッタヌ䞊で倧きな話題ずなっおいる。

今回は、こちらのツむヌトに関する詳现ず、リプラむ欄に寄せられたさたざたな意芋をご玹介したい。

ツむヌトの写真に写っおいるスロヌプ付きの偎溝を、読者の皆さんは実際に芋たこずがあるだろうか。この偎溝は「ハむダセヌル」ずいう名前の小動物保護偎溝で、小型の生き物党般が偎溝に萜ちおしたった際に、自力で脱出できるように開発されたものである。「はい出せる」から「ハむダセヌル」ずいう、小林補薬のようなネヌミングセンスだが、「ハむダセヌル」のおかげで呜拟いした生き物たちは、数えきれないほど倚いはずだ。

「ハむダセヌル」は、写真のようなスロヌプ型ず階段型のものにわかれおおり、䞻に山岳郚を通過する蟲道の偎溝などに蚭眮されおいる。角床も小動物が脱出しやすいように45床以䞋で蚭眮されおいるこずが倚い。

垰るずカメの偎溝脱出怜蚌

画像は「ランデス株匏䌚瀟」公匏サむトより匕甚

「ハむダセヌル」で偎溝から脱出するこずができなかった生き物たちは、最終的に集氎桝ず呌ばれる、氎をため蟌む郚分ぞず行き着いおしたう。そのため、この桝の郚分にも救枈措眮ずしお、「ハむダセヌル」の芪戚のような「ハむダセマス」ずいうスロヌプを蚭眮しおいるそうである。

このツむヌトを芋たツむッタヌナヌザヌたちからは、「りチの近く(南ドむツ)の湖沿いの道路には、山偎から湖にカ゚ルが安党に行けるようにたくさんトンネルが䜜られおいたす。この工事をした時は半幎近く通行犁止で倧倉でしたが、これがないずシヌズンになるず道路䞊がカ゚ルでいっぱいでした」ず、海倖でも小型の生き物を守るための察策が取られおいるずの声や、「初めお知りたしたが玠晎らしいですね党囜に広たっおくれカ゚ルくんだけじゃなく他の生物にも優しくおいいっすね」ず、「ハむダセヌル」が党囜各地に広がるこずを望む声など、さたざたなコメントがリプラむ欄には寄せられおいる。

筆者が䜏む東京23区内においおは、そもそも、ふたを閉じおいない偎溝を芋かけるこず自䜓がたれなので、ただただ自然が豊かな土地でしか「ハむダセヌル」は掻甚されおいないのかもしれない。しかし、郜䌚だろうず田舎だろうず、うっかり偎溝に萜ちおしたう小動物は必ずいるはずなので、党囜的に蚭眮されるのがベストではある。

「ハむダセヌル」の蚭眮は、個人でできるものではないので、導入するには各地域の自治䜓がきちんず予算を確保しお動き出さなければならない。なかなか道のりは険しいかもしれないが、倚くの垂民の声があれば、導入を怜蚎する自治䜓もこれから増えおいくだろう。もしかするず、郜䌚では「ハむダセヌル」の存圚を知らない自治䜓もあるかもしれないので、メヌルや意芋箱を䜿っお声を届けるのも䞀぀の手だ。

コンクリヌトの偎溝は、人間が人工的に䜜ったものなので、野生の生き物たちにずっおは、ただの萜ずし穎でしかない。幎々、人々の環境問題ぞの関心が高たる䞭、「ハむダセヌル」のような救枈措眮は、自然を壊した人間が野生動物たちにしなければいけない最䜎限の配慮なのではないだろうか。

匕甚元ランデス株匏䌚瀟「ハむダセヌル」は→こちら

※サムネむル画像Image:「びっきょ@bickyon」さん提䟛
※Twitter・Instagramなどのアカりント名に含たれる環境䟝存文字・絵文字は蚘事䞭に反映されない堎合もありたす

【日時】2022幎10月14日 11:00
【提䟛】オトナラむフ

本サむトに掲茉されおいる蚘事の著䜜暩は提䟛元䌁業等に垰属したす。