-
上野動物園のパンダの子「シャンシャン」は今月9日、生後150日を迎えた。
17回目の身体検査では、体重は10キロ近くまで増加が確認されたが、暴れまわって体長測定を断固拒否したという。
動物園は休園日の先月30日に続いて今月6日、室内展示場のシャッターを開けて、観客通路の存在に慣らすための練習を行ったほか、7日からは屋外運動場と産室の出入りを自由にした。
動物園が公開した動画を見ると、6日には、一生懸命タケを食べ続ける母シンシンの背後からコッソリ近づき、シャンシャンの気配に驚いて、素早く振り向くシンシンの表情がとらえられている。
屋外展示場には当初シンシンだけが出入りしていたが、きのう午後3時半には、とうとうシャンシャンが自らお出まし。
初めて踏みしめる土や草の感触を堪能していたようだが、わずか15分ほどでお母さんにくわえられて室内に戻った。
やんちゃ盛りのシャンシャンは、お母さんが大好き。
丸太の上によじ登っているときも、文字通り「たれぱんだ」状態のときであっても、意識はママに向いている。
そんな甘えん坊だが、今月6日には初めて自力でおしっこができたそうだ。
-
|