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全国的に珍しい参道を持つ神社
群馬県富岡市に鎮座する一之宮貫前神社。国指定重要文化財の本殿・拝殿・楼門は寛永12年(1635)、3代将軍徳川家光によって再建され、5代将軍綱吉による大がかりな修理を経て今日に至ります。

急こう配の石段を登るとそびえ立つ大鳥居の高さに感動します。鳥居をくぐり少し距離のあるフラットな参道を進むと立派な総門にさらに気持ちが上がります。そして総門をくぐったその先の広がる神々しい景色。一之宮貫前神社が全国的に有名な珍しい神社であることを体感できます。

ここでクイズです!!問題:宮崎県日南市【鵜戸神宮】、熊本県阿蘇郡高森町【草部吉見神社】そして群馬県富岡市【一之宮貫前神社】。共通点がございます!それはいったい何でしょうか??

正解は日本三大下り宮でした。なぜこのような全国的に珍しい下り参道なのでしょうか。それにはこの一之宮の地形と伝説が関係しているそうです。一ノ宮貫前神社のあるところは山のような地形で傾斜が大きく起伏が激しいのです。

近くには谷がありそこには川が流れています。一ノ宮貫前神社に祀られている神様はその川に現れたという伝説もあります。つまりこの谷に現れた神様を祀るため、そしてこの土地の特殊性がこの珍しい下り宮の誕生につながったとも言えます。さらに珍しい事に、本殿は「貫前造り」という建築様式で外観は一階建てなのですが、内部は二階建てになっていて、上層に2体の神様が祀られています。

男の神様と女の神様で、男の神様の名前は経津主神と呼ばれ日本書紀にも登場する神様です。女の神様は養蚕の神様として祀られています。養蚕の神様が祀られていることからも富岡市が養蚕で近代の発展に大きく貢献したことがわかりますね。なぜなら神社の近くには世界遺産の富岡製糸場があるんです。一ノ宮貫前神社の歴史と特異性を生でご覧になり、体験してみてくださいませ。
【日時】2021年06月22日
【提供】探偵ファイル
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