目もくらむような崖に突き出たベッドに寝てみるーーこんなスリリングな観光アトラクションがSNSに投稿され、話題になっている。
これは、中国·湖南省にある莽山国家森林公園が4月28日から開始した、観光客向けパッケージツアーのアトラクションのひとつだ。
高さ100mの絶壁に、テラスのように突き出した木製の床が設置されており、その上にエア·マットレスと掛け布団、枕などが準備されている。もちろんここで睡眠をとる訳でなく、絶景を眺めながらリラックスして日常の雑事を忘れたり、自撮りしたい人たちがこのツアーに申し込むのだそう。
「目新しい体験をするのと、写真を撮ることが目的で」申し込んだというある参加者は、現地メディアの取材を受け「思っていたより怖くなかった」と話している。
Would you dare sleep in a bed like this? It’s right on the edge of a cliff on Mangshan Mountain, with an endless abyss below… #Bed #Cliff #MangshanMountain #Hunan #China @ThisIsHunan @chnxiomi71 @CenturyCruises @HeRulong@AmbassadeChine @AmbCina @ChinaEmbOman… pic.twitter.com/CKnI1KtOj8— Hola Fujian (@HolaFujian) May 14, 2025
Would you dare sleep in a bed like this? It’s right on the edge of a cliff on Mangshan Mountain, with an endless abyss below… #Bed #Cliff #MangshanMountain #Hunan #China @ThisIsHunan @chnxiomi71 @CenturyCruises @HeRulong@AmbassadeChine @AmbCina @ChinaEmbOman… pic.twitter.com/CKnI1KtOj8
— Hola Fujian (@HolaFujian) May 14, 2025
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動画を見ても分かるように、ベッドから転がり落ちないように参加者はハーネス(安全ベルト)を装着することになっている。また、参加できるのは14才~60才までで、体重は100kg未満、身長1m40cm以上、腹囲は100cm未満(ハーネスを適正に装着するため)というのが条件。14才~18才までは保護者の同伴が必要になる。
また、心臓病を患っていたり、高血圧だったりすると参加できない。断崖まで登るケーブルカーの中で、現在の健康状態に関する詳細なアンケートに回答しなければならないそうだ。
ちなみに参加費用は98元(約1980円)。ツアーには、目玉となるベッド体験の他に鉄製の梯子や歩道を利用する60mのロッククライミング体験と、崖の上でのコーヒータイムが含まれ、全行程は40分ほどとのこと。
4月28日にこのツアーが開始されて以来、約400人が絶壁のベッドに横たわったと報じられている。(了)
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