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2024年度「マカオグリーンホテルアワード」発表…17軒が受賞

 マカオ政府環境保護局(DSPA)は5月23日、同局が主催する2024年度「マカオグリーンホテルアワード」の受賞ホテルリストを発表。17軒がアワードを獲得した。

 同局では、ホテル業界におけるさまざまな環境管理措置の実施を推進しており、マカオグリーンホテルアワードの開催を通じ、中国の「ダブルカーボン」目標実現を後押しするため、多くのホテルが環境保護と二酸化炭素の削減に取り組むことを推奨しているという。

 マカオグリーンホテルアワードは毎年開催されており、今回が18回目。賞の有効期間は3年間となっており、現時点(2022〜2024年度)で マカオのホテル総数の約半数にあたる58軒がアワードを保持している。マカオ唯一の日系ホテルとなるホテルオークラマカオもそのひとつで、2015、2018、2021、2024年度と4度にわたって最高評価の金賞を獲得してきた。金賞獲得ホテルの数は現時点で計21軒。

太陽光発電システムを導入することで再生可能エネルギーの利用と二酸化炭素排出量の削減を実現した事例(写真:DSPA)

 同局は2023年度のマカオグリーンホテルアワード受賞ホテルリストの発表にあたり、受賞ホテルは、体系的なエコマネジメント施策により、効果的に運営コストを削減し、環境保護イメージを向上させているとした上、アワードが後押しするかたちで、多くのホテルが二酸化炭素排出量を計算し、その分析結果に基づいて二酸化炭素削減戦略の策定に取り組み、省エネと排出量削減を実現していると評価。受賞ホテルの中には、ホテルのロビーに照明ではなく自然光を利用したり、室内の空間レイアウトを調整して自然光を多く取り入れたり、また照明を減らすことで電力消費量を削減しているところもあることを挙げた。このほか、ホテル業界はマカオ特別行政区政府の環境保護政策を積極的に支援しており、多くの受賞ホテルが電気自動車や電動バイクの充電設備を設置し、その一部を一般に開放して利用できるようにするなど、グリーン交通の発展を促進し、二酸化炭素排出量のさらなる削減に貢献しているという。

 マカオグリーンホテルアワードの受賞ホテルリストはマカオ政府環境保護局の公式サイトで確認することができる。

電気自動車充電設備を設置し、一部を一般に開放した事例(写真:DSPA)

【日時】2025年05月24日 10:11
【提供】マカオ新聞

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