タイ東部チョンブリ県パタヤのマッサージ店で、外国人観光客による無銭サービス利用の被害が発生しました。事件が起きたのは、2025年6月6日の深夜、南パタヤのソイ・プラタムナック5にあるタイ古式マッサージ店です。店舗側は防犯カメラの映像を公開し、他の事業者に注意を呼びかけています。
被害にあったマッサージ店のスタッフによりますと、30〜40歳ほどのロシア人と見られる男女2人が来店し、強めのマッサージを希望されたとのことです。見た目や服装からは一般的な観光客のように見え、特に不審な様子はなかったため、店側も通常通り施術を行いました。
施術後、1人あたり350バーツという通常料金を案内したところ、2人は突然不満を示し、支払いを渋るような態度を取りました。店側はトラブルを避けるため、最も安いパッケージ料金に合わせて請求したところ、2人は振込で支払うと話し、スマートフォンの画面で送金スリップを提示しました。
しかし、店側が確認したところ、実際には入金はされておらず、そのまま2人は黒いオートバイに乗って逃走しました。スタッフが呼び止めようとしましたが、2人は応じず走り去ってしまいました。
防犯カメラには、逃走する2人の姿がはっきりと記録されており、店舗側はこの映像をSNSに投稿するとともに、報道関係者にも提供しました。現在はローシーズンで経済状況も厳しい中、同様の被害が広がらないよう警戒を呼びかけています。
店舗側はすでに、パタヤ市内の警察署に被害届を提出し、防犯映像を証拠として提供しています。今後、警察による捜査が進められる見通しです。
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