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イタリアの美術館に展示されていた「ゴッホの椅子」を、観光客が破壊

先日、イタリアの美術館に展示されていた作品に観光客が座り、破壊する様子が防犯カメラで捉えられた。

イタリア人アーティストが作った作品

その映像が撮影されたのは、イタリア北部のヴェローナにある美術館、パラッツォ・マッフェイ(マッフェイ宮殿)とされている。

そこにはイタリア人アーティスト、ニコラ・ボッラ氏がデザインした、「ゴッホの椅子」と呼ばれる作品が展示してあったという。

しかし先日、美術館を訪れた観光客が、その椅子に座ってしまい、自らの体重のせいで壊してしまったそうだ。その様子がこちら。

非常に壊れやすく繊細な椅子

地元メディアによると、この椅子はゴッホをモチーフにした作品で、「非常に壊れやすく繊細」とされ、数百個のスワロフスキー・クリスタルで覆われているという。

この事件の後、美術館のSNSアカウントは、この「悪夢」のような状況を説明する声明を発表。次のように述べた。

「すべての美術館の悪夢が現実になった。パラッツォ・マッフェイでさえもだ。監視員が現れるまでの間、一部の来館者が写真を撮影した。その結果は?無責任な行為が、ニコラ・ボッラの『ゴッホ』のチェアに深刻な損傷を与えた」

壊れた当初、この作品が修復可能かどうか、判断がつかなかったようだが、その後美術館側は、修復士たちが「素晴らしい仕事をしてくれた」とし、「作品が再び輝きを取り戻した」と明らかにした。

また美術館は、その作業を支援してくれたイタリアの警察や警備部門、そしてレストラン経営者に感謝の言葉を伝えたという。(了)

【日時】2025年06月16日 17:05
【提供】Switch News

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