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ICEの強制捜査により、移民の農業労働者が死亡【カリフォルニア州】

アメリカのカリフォルニア州では先日から、移民関税執行局(ICE)により強引な「移民狩り」が行われているが、ついに死者が出た。

逃れようと屋根から落下

亡くなったのは、メキシコ人農業労働者のジェイミー・アラニスさん(57)だ。

彼は7月11日、ロサンゼルス北部の2つの農場を、移民関税執行局の職員が一斉に捜索した際、逃れようとし温室の屋根に登り、約9メートル下に転落、首を骨折したという。

その後、病院に搬送されたが、アラニスさんは12日に、この怪我が原因で死亡したそうだ。

移民関税執行局の職員は10日に、2つの農場へ捜索に入り、主要道路を封鎖。日没まで抗議デモの参加者と衝突し、その後200人の滞在資格のない移民を拘束した。

「死者が出るのは、残念なこと」

移民関税執行局の職員は、バイデン政権時に合法とされ、トランプ政権になって違法とされた移民を多数拘束しており、また捜査手法も強引なため、全米で非難を浴びている。

国境管理の責任者であるトム・ホーマン氏は、カリフォルニア州での捜査後にメキシコ人農場労働者が死亡したとの報道を受け、「残念なことだ」とし、CNNの番組内で次のように述べた。

「死者が出るのは、当然残念なことです。誰も人が死ぬのを見たいとは思っていません」

その一方で、「彼(アラニスさん)は移民税関捜査局(ICE)の拘束下にはなかった。ICEは彼に手を出していなかった」と述べ、彼らの捜査を擁護した。

しかし全米農場労働者組合(UFW)のテレサ・ロメロ会長によると、移民関税執行局(ICE)の捜査により、他の労働者も重傷を負ったという。(了)

【日時】2025年07月15日 20:05
【提供】Switch News

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