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誕生は近い?「松坂」「ハンカチ」「大谷」に続く「○○世代」
■現役は数えるばかりになった「松坂世代」
「ファンとの接触で、右肩に違和感」キャンプ中、中日・松坂大輔投手を襲ったアクシデントに、私、アントニオ犬助もギョッとしました。

何といっても「平成の怪物」、NPB復帰以来しばらく精彩は欠いていたものの、昨年は復活して7勝を上げ、カムバック賞も獲得した松坂投手です。

今年の活躍も大いに期待されており、「松坂世代」なる言葉も作るほどの一時代を築いた選手、大事に至らないことを祈りたいものです。

しかし、この松坂世代という言葉なのですが、本人一人が偉大なだけでは作られるはずもありません。

同じ世代(1980年4月2日から1981年4月1日)に優れた選手が集中し、彼らが切磋琢磨したからこそ定着した言葉なのです。

そんな松坂世代なのですが、NPBで現役を続けている選手も少なくなってしまいました。

現在では藤川球児(阪神)、和田毅(ソフトバンク)、實松一成(日本ハム)、館山昌平(ヤクルト)、永川勝浩(広島)、久保裕也、渡辺直人(共に楽天)らを数えるばかりです。

村田修一や杉内俊哉(共に元巨人)らも、昨年引退してしまいましたね。

■下には「ハンカチ世代」、上には「イチロー世代」
そういえば、松坂世代の他に「○○世代」ってあったっけ?と考えてみたところ、やはり優秀な選手が集中している世代はあるもの。

たとえば斎藤佑樹投手(日本ハム)の愛称から取られた「ハンカチ世代」(1988年4月2日から1989年4月1日生まれ)。

メンバーは田中将大(ヤンキース)、前田健太(ドジャース)、柳田悠岐(ソフトバンク)、秋山翔吾(西武)、坂本勇人(読売)、梶谷隆幸(DeNA)など現役バリバリ、名実共に球界を代表する面子がずらりとそろっています。

また松坂世代の上のグループならば、松坂選手同様、アクシデントで来シーズンが心配されるマリナーズのイチロー選手の世代(1973年4月2日から1974年4月1日に生まれ)も目をひくもの。

石井一久、黒木知宏、三浦大輔、薮田安彦、小笠原道大、松中信彦、中村紀洋と、こちらもまあ凄まじい顔ぶれ。

生まれ年から「昭和48年会」なんて呼んだりもしますね。

■今年の期待を背負っているのは「大谷世代」
そして現在、注目を集めているといえば、1994年4月2日から1995年4月1日生まれの世代。

代表はもちろん、エンジェルス大谷翔平選手ですから「大谷世代」と呼ばれることも多いですね。

メンバーは、背番号も1に変更、チームの顔となった「神ってる」こと鈴木誠也(広島)、昨年は新人王を獲得、ホームランも打てるスイッチヒッター田中和基(楽天)、セカンドのレギュラーを狙う吉川尚輝(読売)、1年目でいきなり2ケタ勝利を挙げた左腕濵口遥大(DeNA)などなど、すでに活躍している選手はもちろん、これからの活躍が期待できる選手が盛りだくさん。

今年のNPBを盛り上げていくのは、間違いなくこの世代でしょう。

そして、我らが阪神タイガースの今年を担うのも、この世代。

北條史也、長坂拳弥、大山悠輔、小野泰己、木浪聖也、齋藤友貴哉、近本光司、片山雄哉そして藤浪晋太郎。

犬助は「猛虎キャンプリポート」に見入りながら、ワクワクが止まらなくなっています。

中でも藤浪投手には、本来ならこの世代は「藤浪世代」と呼ばれるべきであることを忘れず、今年こその奮起を期待しているのです。

■次の「○○世代」は2004年生まれになる?
松坂大輔投手の名前は、元ヤクルトの荒木大輔氏から取られたといいますね。

つまり、若かりしころの荒木氏の活躍が松坂世代を生んだと考えることもできるでしょう。

優秀な選手世代を超えて好影響を与える、現在活躍中の選手に刺激された次の「○○世代」もすでに誕生しているはずなのです。

では何年生まれの世代が、新しい○○世代になり得るのか?ということを、松坂投手と荒木氏の年齢差16から推測してみると、「ハンカチ世代」の16歳下は2004年生まれ。

現在中学3年ですから、近々甲子園を沸かせてくれることでしょう。

「松坂」「ハンカチ」「大谷」に続く世代の登場、実に楽しみなのです。

そういえばプロ野球も春の甲子園大会も間もなく開幕、春はすぐそこまで来ています。
【日時】2019年03月10日
【提供】YAZIUP

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