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五輪の金メダリスト内柴正人元選手が一昨年、客員教授を務めていた大学の酒に酔った女子柔道部員に暴行した罪を問われた事件の2審が4日、東京高裁で始まり、弁護側は改めて無罪を主張した。
審理は1日で終わり、12月に判決が言い渡されることになった。
今年の2月の1審では懲役5年の実刑判決が言い渡され、内柴が控訴していた。
弁護側は「被害者の話には事実と食い違う点がある。客観的な証拠がないまま相手が昏睡状態だったと判断した1審は不当」などと訴えた。
内柴元選手に発言の機会はなかった。
被害者の女性は「今願っているのは、1日も早くこの裁判が無事に終わり事件のことを考えなくても済むようになることです」などとするコメントを弁護士を通じて出した。
1審では「ファラチオ」「バイブレーター」などという言葉が飛び交った異例の裁判が12月11日に結審する。
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