嫌われキャラだったMay J.の好感度が急上昇

NO.4186349 2015/08/20 17:34:44

嫌われキャラだったMay J.の好感度が急上昇

歌手のMay J.（27）が、19日夜に放送された同時間帯の『1億人の大質問!?笑ってコラえて！』（日本テレビ系）と『水曜歌謡祭』（フジテレビ系）に出演。

いわゆる業界のタブー「裏かぶり」をしたことが一部で話題になっている。

『笑ってコラえて！』では、May J.が人気コーナー「朝までハシゴの旅」に登場。

あまりお酒が飲めないというハンデがありながら、東京・調布を舞台に飲み歩きをしていた。

一方の『水曜歌謡祭』では、DREAMS COME TRUEの特集でゲスト出演。

ドリカムの名曲をカバーした立場から、その魅力を本人たちの前で語った。

この時、ネット上では「May J.裏かぶりやん」「日テレでもフジでもMay J.出てるけど大丈夫なの」「これテレビのタブーなんじゃ？」などといった声が続出した。

「裏かぶり」は一般視聴者に知られているほど本来はタブー。

その理由はスポンサーへの配慮であり、ギャラ含めた制作費を負担している番組の出演者が裏番組の視聴率にも貢献しているとなれば「裏切り行為」と見なされかねないためだ。

これを避けるためにタレント側が一方の番組を降板したり、その時間帯だけ画面に映らないようにしたりといった配慮がなされることが多い。

2013年には、タレントのJOY（30）が『有吉反省会』（日本テレビ系）と『オールスター感謝祭』（TBS系）に同時に出演し、翌週の『有吉反省会』で番組出入り禁止を言い渡される騒動もあった。

今回のMay J.に関しても、大きな問題になりかねないのではないかと心配になるが...。

「どちらも収録番組なので全く確認していなかったという可能性は少ない。おそらく、スポンサーに事前に了承してもらったのではないでしょうか。両番組ともゲスト出演ですし、ちゃんとスポンサーの問題さえクリアしていれば特に『裏かぶり』をタブー視する理由はありません。JOYの件にしても、あくまでネタで出禁としただけで現在は普通に出演していますからね。それよりMay J.は『アナ雪バブル』が終わっても局をまたいでゴールデン番組に出ずっぱりだったことが話題になり、落ち目の印象を払拭できたのが大きなプラスになったでしょう」（芸能関係者）

May J.といえば、歌唱力は折り紙つきながら「カバー歌手」のイメージが先行。

昨年はディズニー映画『アナと雪の女王』のエンドソング「Let It Go〜ありのままで〜」の歌手に抜擢されるも、劇中版を歌っている松たか子（38）の評価が高く、May J.が同曲を披露するたびにバッシングが発生した。

さらに世間の「なぜMay J.なの？」という批判に、本人が「全世界で必ず、劇中歌とエンドソングっていうのはアレンジが違う。そして歌っている人も違うっていう共通があるんだけれど、それを理解されていないのがすごく残念」と挑発気味に反論したことで炎上。

それ以降は「嫌われキャラ」が定着し、世間で「一発屋」扱いされたこともあってメディア露出は減少傾向にあった。

だが、その風向きが大きく変わってきている。

今回の『笑ってコラえて！』で庶民的なお店をめぐり、地元の人々に溶け込みながら人生初のビールやホッピーでホロ酔いになっている姿に「可愛い」「性格よさそう」「美人だし良い子じゃないか」といった好意的な意見が続出。

今までの嫌われぶりから一転、好感度が急上昇しているのだ。

「今までは『アナ雪』の関係でイメージが崩せず、お高くとまっている印象になっていたのですが、やっとブームが一段落したことで素の表情が出せるようになった。また、7月に放送された『27時間テレビ』（フジテレビ系）で月亭可朝の往年のコミックソング『嘆きのボイン』のカバーを披露したのも視聴者にバカ受け。プレッシャーから解放されて表情のトゲトゲしさもなくなり、一気に親しみやすさが増してきている。もともと美人でスタイル抜群ですから、気さくなイメージが広まれば男性支持は間違いなく高まっていくでしょう」（前同）

「裏かぶり」も問題ないどころかプラスになり、世間のイメージはV字回復の気配。

『アナ雪』の呪縛から解放された新生May J.として、新たなキャラクターで我々を楽しませてくれそうだ。

【日時】2015年08月20日 18:00
【提供】メンズサイゾー

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