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マカオ、2025年4月の平均ホテル客室稼働率は87.8%…前年同月から4.7pt上昇

 マカオは人口約68万人、面積約32平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリをはじめとした大規模イベントが数多く開催されるアジア有数の国際観光都市として知られる。

 マカオの今年(2025年)4月のインバウンド旅客数は前年同月から18.9%増の309万2791人(延べ、以下同)で、宿泊を伴う旅客に限ると6.9%増の133万7199人だった。今年1〜4月累計では、インバウンド旅客数が前年同時期から12.9%増の1295万5456人、宿泊を伴う旅客が0.8%増の537万6480人。

 マカオ政府統計・センサス局は5月29日、今年4月のホテル宿泊客関連統計を公表。平均ホテル客室稼働率は87.8%で、前年同時期から4.7ポイント(pt)上昇。

 ホテル等級別では、5つ星が前年同月から6.2pt上昇の90.9%、4つ星が2.8pt上昇の82.4%、3つ星が3.4pt上昇の84.4%、2つ星ホテルが0.8pt下落の86.5%、エコノミー宿泊施設が7.8pt上昇の83.0%。なお、5つ星ホテルの供給客室数が8.2%減(※大型ホテルがレノベーションに入った影響)、4つ星ホテルが0.2%減、3つ星ホテルが3.6%増、2つ星ホテルが横ばい、エコノミー宿泊施設が8.4%増だった点も考慮する必要がある。

 今年4月末現在、マカオで営業中のホテル数は前年同時期から4軒増の147軒、供給客室数は4.3%減の4.49万室あり、このうち5つ星ホテルが1軒増の39軒で、供給客室数は全体の57.9%を占める2.60万室。

 今年4月のマカオのホテル宿泊客数は前年同時期から3.4%増の119.9万人。宿泊客のうち中国本土からの旅客は4.5%増の86.1万人、中国本土・香港・台湾を除く国際旅客は12.3%増の10.6万人となり、このうち韓国からが2.5万人、インドからが0.9万人、タイからが0.9万人、日本からが0.7万人で、それぞれ3.1%、64.4%、28.4%、5%増。一方、マレーシアとインドネシアからはいずれも0.8万人で、それぞれ3.1%、0.1%減に。

 今年1〜4月累計の平均ホテル客室稼働率は前年同時期から5.1pt上昇の89.6%、ホテル宿泊客数は3.2%減の477.9万人、ホテル宿泊客の平均滞在時間は横ばいの1.7日。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の夜景(資料)=2020年7月本紙撮影

【日時】2025年05月30日 10:08
【提供】マカオ新聞

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