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マカオ、2025年1〜5月累計の平均ホテル客室稼働率は89.2%…前年同時期から5.0pt上昇

 マカオは人口約69万人、面積約32平方キロという小さな街だが、世界遺産やカジノを核とした大型IR(統合型リゾート)に加え、マカオグランプリをはじめとした大規模イベントが数多く開催されるアジア有数の国際観光都市として知られる。

 マカオの今年(2025年)5月のインバウンド旅客数は前年同月から25.3%増の337万2081人(延べ、以下同)で、宿泊を伴う旅客に限ると9.4%増の137万9785人だった。今年1〜5月累計では、インバウンド旅客数が前年同時期から15.2%増の1632万7537人、宿泊を伴う旅客が2.4%増の675万6265人。

 マカオ政府統計・センサス局は6月26日、今年5月のホテル宿泊客関連統計を公表。平均ホテル客室稼働率は87.8%で、前年同時期から4.5ポイント(pt)上昇。

 ホテル等級別では、5つ星が前年同月から6.5pt上昇の91.4%、4つ星が1.0pt上昇の80.7%、3つ星が3.4pt上昇の84.2%、2つ星ホテルが0.7pt下落の87.4%、エコノミー宿泊施設が3.1pt上昇の80.8%。なお、5つ星ホテルの供給客室数が7.3%減(※大型ホテルがレノベーションに入った影響)、4つ星ホテルが0.2%減、3つ星ホテルが3.6%増、2つ星ホテルが横ばい、エコノミー宿泊施設が8.4%増だった点も考慮する必要がある。

 今年5月末現在、マカオで営業中のホテル数は前年同月から4軒増の147軒、供給客室数は3.7%減の4.52万室あり、このうち5つ星ホテルが1軒増の39軒で、供給客室数は全体の58.2%を占める2.63万室。

 今年5月のマカオのホテル宿泊客数は前年同月から2.7%増の122.8万人。宿泊客のうち中国本土からの旅客は3.7%増の90.2万人、中国本土・香港・台湾を除く国際旅客は12.9%増の10.0万人となり、このうち韓国からが2.7万人、インドからが1.1万人、日本からが0.9万人、タイからが0.6万人で、それぞれ19.2%、2.0%、37.8%、41.8%増。一方、マレーシアからは0.7万人、シンガポールからは0.5万人で、それぞれ3.6%、2.3%減に。

 今年1〜5月累計の平均ホテル客室稼働率は前年同時期から5.0pt上昇の89.2%、ホテル宿泊客数は2.1%減の600.4万人、ホテル宿泊客の平均滞在時間は横ばいの1.7日。宿泊客数の減少幅は前月時点から1.1ポイント縮小した。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の夜景(資料)=2020年7月本紙撮影

【日時】2025年06月27日 09:49
【提供】マカオ新聞

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