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早稲田大・濵田一輝が3位入賞WTTフィーダーオトーチェッツ2025で輝きを放った注目選手をピックアップ

<卓球・WTTフィーダーオトーチェッツ2025 日程:2025年3月25日〜29日 場所:オトーチェッツ(スロベニア)>

今回は、ラリーズ編集部が独自の基準でピックアップした、WTTフィーダーオトーチェッツ2025で活躍した選手を紹介する。

※世界ランキングは大会当時

アンドレイ・ガチーナ(クロアチア・世界ランキング75位)

アンドレイ・ガチーナ(クロアチア)
写真:アンドレイ・ガチーナ(クロアチア)/提供:WTT

3度の五輪出場、最高世界ランキングは18位という輝かしい経歴を持つアンドレイ・ガチーナ(クロアチア)。2022年には35歳でWTTスターコンテンダードーハを制し、38歳になった今もクロアチア代表の主力として活躍しているものの、近年では各国の若手選手に押し負ける試合が多く、表彰台からも遠のいていた。

しかし、昨年末のWTTフィーダープリシュティナで3位に入ると、今大会ではクリスチャン・プレテア(ルーマニア)、吉山僚一ら気鋭の若手選手に打ち勝ち、決勝進出を果たした。

サービスの配給やレシーブのコース取りといったポイントに直結する技術の正確性は、まさにベテラン選手そのもの。今後の国際大会でも、“若手選手の壁”としてプレーし続けてくれることだろう。

チョ・スンミン(韓国・世界ランキング128位)

チョ・スンミン(韓国)
写真:チョ・スンミン(韓国)/提供:WTT

昨シーズンはTリーグの琉球アスティーダでプレーしたチョ・スンミン(韓国)。2014年の世界ジュニア選手権で銀メダルを獲得し、2022年にWTTフィーダーオロモウツでWTT初制覇を果たすも、以降はが目立った成績が残せずにいた。

しかし、今年1月のWTTフィーダードーハで約2年ぶりにシングルスで表彰台に登ると、今大会ではシモン・ゴジ(フランス)やガチーナら難敵を撃破して、2年半ぶりにWTT制覇を果たした。

持ち味である左利きの順回転サービスから繰り出される一撃のフォアドライブや、テンポの速いバックハンドなど、そのプレースタイルから日本にもファンの多いチョ・スンミン。今回の優勝を起爆剤として、継続的に国際大会で活躍できるような選手になれるか注目だ。

濵田一輝(日本・世界ランキング129位)

写真:濵田一輝(早稲田大)/提供:WTT
写真:濵田一輝(日本)/提供:WTT

昨シーズンより本格的に国際大会に参戦し始めた濵田一輝は、これまでWTTフィーダーハルムスタッドベスト8、WTTヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア準優勝など、そのポテンシャルを如何なく発揮して、着実にステップアップを遂げてきた。

今大会でも、思い切りのいい両ハンド攻撃でポイントを重ね、競り合った場面でも一歩も引かないプレーで勝ち上がった。準決勝のガチーナ戦では終盤で安定感を欠いてしまい、惜しくも敗れたものの、戦いぶりは決して悲観するものではない。

中高の同期である篠塚大登や谷垣佑真、岡野俊介の活躍に負けず劣らず、今後もコンスタントに国際舞台での経験を積み、羽ばたいてほしい。

サビーネ・ウィンター(ドイツ・世界ランキング58位)

サビーネ・ウィンター(ドイツ)
写真:サビーネ・ウィンター(ドイツ)/提供:WTT

サビーネ・ウィンター(ドイツ)は、ドイツ代表としてワールドカップやヨーロッパ選手権への出場経験がある32歳。元々は右シェーク裏裏の攻撃型選手であったが、今シーズンに入ってバック面をアンチラバーに変更した異色の選手でもある。

しかし、アンチ歴わずか数ヶ月でウィンターはヨーロッパTOP16で3位入賞を果たすと、今大会でも赤江夏星(日本生命)らを破って決勝まで勝ち上がる強さを見せている。

元々、バックハンドよりもフォアハンドに強みを持っていた選手だけに、アンチラバーでチャンスメイクをしてフォアで仕留める戦術がマッチしており、32歳ながらも今後の成長がまだまだ期待できる選手と言える。

文:和田遥樹

【日時】2025年04月15日 23:00
【提供】Rallys

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