
7月1日、B1西地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、右膝前十字靭帯損傷からの復帰を目指す佐藤卓磨をインジュアリーリストに登録した。
北海道出身で現在30歳の佐藤は、197センチ93キロのシューティングガード兼スモールフォワード。日本代表に選出された経験を持ち、2023-24シーズンから名古屋Dに移籍した。在籍2年目だった2024-25シーズンは自己最多となるB1リーグ戦58試合に出場。1試合平均5.2得点、2.2リバウンド、1.0アシスト、3ポイント成功率39.2パーセントをマークしていた。
しかし、昨シーズン10度目の先発出場を果たした第35節GAME2・三遠ネオフェニックス戦の第4クォーター残り2分のディフェンス時にバランスを崩し転倒。5月7日にクラブから全治8~10カ月の「右膝前十字靭帯損傷」と診断されたことが発表されていた。
佐藤と名古屋Dは複数年契約を結んでいたこともあり、すでに2025-26シーズンの契約を締結済み。5月21日に契約が発表された際には、「怪我の影響で今はコートに立てませんが、だからこそ今、自分にできることに全力で向き合っています。プレー以外にも、仲間を支え、チームの力になれる存在でありたいと思っています。そして復帰の時には、この時間を糧にして、より強くなった姿を皆さんにお見せします」と、力強いコメントを残していた。
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