価格の高騰がたびたび話題となる「iPhone」。iPhone 15の登場前にはアンケート調査で「買わない」が7割以上を占め、その主な理由が価格の高さであることも話題になりました。
とはいえ、iPhone 15の発売から時間も経ち、条件付きではあるものの「1円」で購入できるケースも出てきています。
そこで今回は、iPhone 15及びiPhone 14のAppleストアと主なキャリアでの販売価格一覧とお得に入手する方法を解説します。
iPhone 15シリーズの料金比較一覧表
まずは最新機種であるiPhone 15シリーズの特徴と、Appleストアと主なキャリアでの販売価格を比較して一覧表にまとめました。
iPhone 15 / iPhone 15 Plus
iPhone 15シリーズは2023年9月に発売されたiPhoneの最新モデルです。
iPhone 15 も iPhone 15 PlusもCPUにA16 Bionicチップを搭載。両者の違いは、iPhone 15のディスプレイサイズは6.1インチですが、iPhone 15 Plusは6.7インチとより大きいモデルになっています。またバッテリー駆動時間がiPhone 15 Plusの方が長くなっています
【iPhone 15通常販売価格一覧】
128GB256GB512GB
Appleストア124,800円139,800円169,800円
ドコモ149,490円172,040円212,300円
au145,640円166,780円206,930円
ソフトバンク142,920円166,320円206,640円
楽天モバイル131,800円153,800円187,800円
【iPhone 15 Plus通常販売価格一覧】
128GB256GB512GB
Appleストア139,800円154,800円184,800円
ドコモ168,740円190,080円230,890円
au163,490円184,850円225,360円
ソフトバンク163,440円184,320円224,640円
楽天モバイル146,800円167,800円204,800円
iPhone 15 Pro / iPhone 15 Pro Max
iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxは、iPhone 15とiPhone 15 Plusの上位モデルにあたります。
iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxのスペックの大きな特徴は、軽くて丈夫なチタニウムをボディに採用していることと、最新のA17 ProチップをCPUに搭載していることです。見た目では外付けのカメラの個数が、iPhone 15 Proは3個、iPhone 15は2個で区別がつきます
【iPhone 15 Pro通常販売価格一覧】
128GB256GB512GB1TB
Appleストア159,800円174,800円204,800円234,800円
ドコモ192,060円218,790円255,090円291,830円
au185,860円211,930円248,560円285,420円
ソフトバンク185,760円211,680円248,400円285,120円
楽天モバイル174,700円192,800円225,800円259,800円
【iPhone 15 Pro Max通常販売価格一覧】
256GB512GB1TB
Appleストア189,800円219,800円249,800円
ドコモ236,940円273,680円305,910円
au230,360円267,100円303,850円
ソフトバンク229,680円266,400円293,040円
楽天モバイル210,800円244,800円276,800円
iPhone 14シリーズの料金比較一覧表
次に最新機種の一代前のモデルに当たるPhone14シリーズの特徴と、Appleストアと主なキャリアでの販売価格を比較して一覧表にまとめました。
ちなみにiPhone 14はiPhone 15に負けず劣らずの「人気機種」で、2025年3月発売と噂されるiPhone SE(第4世代)はiPhone 14ベースの機種と見られます。
性能面だけでなく「鮮やかな発色」も人気の理由。iPhone 15とiPhone 14は同じ色でもかなり発色が違います。こちらの記事もぜひ参考にしてください。
iPhone 14 / iPhone 14 Plus
iPhone 14シリーズは2022年9月から順次発売されたモデルです。
最新機種のiPhone 15と比較すると、iPhone 14はダイナミックアイランドが非搭載、充電ケーブルがUSB-Cではないといったデメリットがあるものの、衝突事故検出機能やFace IDといった便利な機能が搭載されており、最新機能にこだわらないのであれば十分なスペックを備えています。なお一部キャリアではストレージ容量やカラーによってはすでに販売が終了しているものもあります
【iPhone 14通常販売価格一覧】
128GB256GB512GB
Appleストア112,800円127,800円157,800円
ドコモ124,465円161,480円201,740円
au129,990円販売終了販売終了
ソフトバンク127,440円販売終了販売終了
楽天モバイル120,800円135,900円165,900円
【iPhone 14 Plus通常販売価格一覧】
128GB256GB512GB
Appleストア124,800円139,800円169,800円
ドコモ158,180円179,520円220,330円
au販売終了販売終了販売終了
ソフトバンク149,760円167,760円202,320円
楽天モバイル135,900円150,900円180,900円
iPhone 14 Pro / iPhone 14 Pro Max
iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは、 iPhone 14と iPhone 14 Plusの上位モデルに該当します。
iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxは、iPhone 15とほぼ同等のスペックを兼ね備えています。大きな違いは充電ケーブルがライトニングケーブル利用という点。また、Appleストアやau、楽天モバイルではすでに販売が終了しているので、 iPhone 14 Proを新品で購入したいと考えている方は、ソフトバンクやドコモでお早めにお買い求めください
【iPhone 14 Pro通常販売価格一覧】
128GB256GB512GB1TBAppleストア販売終了販売終了販売終了販売終了
ドコモ販売終了販売終了販売終了販売終了
au販売終了販売終了販売終了販売終了
ソフトバンク173,520円190,800円226,080円261,360円
楽天モバイル販売終了販売終了販売終了販売終了
【iPhone 14 Pro Max通常販売価格一覧】
128GB256GB512GB1TBAppleストア販売終了販売終了販売終了販売終了
ドコモ201,850円220,330円販売終了289,300円
au販売終了販売終了販売終了販売終了
ソフトバンク191,520円208,800円244,080円279,360円
楽天モバイル販売終了販売終了販売終了販売終了
【実録】iPhone 15は1円で買えるの?
たとえばソフトバンクでは、様々なキャンペーンを組み合わせることによって、13カ月目にiPhoneを返却すれば、月1円×12カ月=総額12円でiPhone 15を購入することが可能です。
iPhone 15を月1円で購入できるのは現在ソフトバンクのみ。契約条件や13カ月目に端末返却、特定の料金プランに加入が必要など様々な条件があるものの、お得にiPhone 15を利用できます
実際にiPhone 15を月1円で購入した話については、こちらの記事で詳しく解説されています。気になる方は参考にしてください。
iPhoneを安く買うときのチェックポイント
iPhoneを安く買う際のチェックポイントを解説します。
キャリアでの購入は「購入プログラム」利用がおすすめ!
大手通信キャリアでスマホを購入する場合、支払い総額を押さえられる「購入プログラム」を利用するのがおすすめです。
大手通信キャリアでは、スマホを分割払いで購入し、一定期間後スマホ端末をキャリアに返却すると、残債の支払いが免除される「購入プログラム」を提供しています。購入プログラムが利用できる対象機種は限定されていますが、iPhone 15は主要キャリアでプログラムが利用できる対象機種に指定されています
たとえばドコモでは、ドコモの回線契約がなくても利用できる「いつでもカエドキプログラム+(プラス)」という購入プログラムを提供しています。12カ月目で対象機種を返却した場合、大変お得になる購入プログラムです。詳しい内容についてはこちらの記事を参考にしてください。
使わないiPhoneは下取りに出す
使わないiPhoneを下取りに出すと、新しいiPhoneを購入する際に値引きしてもらえる場合があります。各キャリアやメーカーが下取りプログラムを提供しており、3~4年前までのモデルであればある程度の下取り価格が期待できます。他には買取業者に売る方法もあります。付属品を揃えておくと下取り価格が高くなる場合があるので、箱や充電コードもまとめて下取りに出しましょう。
中古という選択肢も考える
見た目、形、新しさはこだわらない。とにかくコストを抑えたい方は、「メルカリ」や「book off」などで中古品のiPhoneを買うのもおすすめ。中古ショップやオンラインで中古iPhoneを購入すると、人気の機種でも新品より2~3割程度安く手に入れることができます。
ただし、画面や本体にキズがあったり、バッテリー寿命が短かったりなどのデメリットはありますので、よく確認してから購入しましょう。
他社への乗り換えも検討する
他社からの乗り換えをすると、iPhoneを購入する際に大幅な割引を受けられる場合があります。このような割引を活用することで、新しいiPhoneを手に入れる際にコストを抑えることができます。また、格安SIMとiPhoneをセットで購入する方法もおすすめです。これにより、ポイントが獲得できたり、月額料金を抑えたりすることが可能です。他社への乗り換えや格安SIMとの組み合わせは、iPhoneを手頃な価格で購入するための効果的な手段です。
【2024】iPhone 15を安く買うには?
実際にiPhone 15を安く買う方法をご紹介します。
キャリアの購入プログラムを使うと安く買える?「いつでもカエドキプログラム+」の場合
たとえばドコモの購入プログラム「いつでもカエドキプログラム+」を利用してiPhone 15を購入する場合、いくら定価より安く買えるでしょうか。
たとえばiPhone 15の128GBモデルをドコモで購入する場合、一括支払いだと149,490円(税込)ですが、「いつでもカエドキプログラム+」に加入し、12カ月目に端末を返却しプログラムを利用する場合、負担額39,435円、早期利用料12,100円を加えても実質負担額51,535円でiPhoneの最新機種を利用できます。実質ドコモの定価から97,955円引きでiPhone 15を購入できることになります
(画像引用元:ドコモ公式サイト)
キャリアでの購入とAppleストアでの購入、どちらが安い?
通常販売価格で比較すると、Appleストアが最安値となっています。しかし、キャリアの購入プログラムを利用すると、キャリアでの購入の方が安くなります。
1~2年利用したら最新機種へ買い替える予定で端末を返却しても構わない人であれば、キャリアの購入プログラムの利用をおすすめします。一方、端末を2年以上利用したい人、返却せずに古い機種もナビや二台目スマホなどに利用したい人であれば、Appleストアで購入した方が安くなる場合が多いでしょう。
【2024】iPhone 14を安く買うには?
キャリアの購入プログラムを使うと安く買える?「いつでもカエドキプログラム」の場合
iPhone 14の128GBモデルをドコモで購入する場合、一括支払いだと124,465円ですが、「いつでもカエドキプログラム」に加入し、12カ月目に端末を返却しプログラムを利用する場合は実質負担額16,533円、24カ月目で返却する場合は実質負担額22,033円でiPhone 14を利用できます。10万円以上安くiPhone 14を購入できることになります。
キャリアでの購入とAppleストアでの購入、どちらが安い?
iPhone 14はすでにAppleストアでの販売が終了しています。また、ストレージ容量やカラーによってはキャリアでの販売も終了しているモデルがあります。現在新品を購入するならソフトバンクで購入するのが一番安くなるでしょう。
まとめ
今回はiPhone 15、iPhone 14を安く買う方法をご紹介しました。基本的に買い切りの通常販売価格であればAppleストアが最安値になり、端末の返却を前提にキャリアの購入プログラムを利用すればAppleストアよりさらに安く購入が可能です。ご自身のスマホの利用の仕方と照らし合わせて、お得にiPhoneを入手してみてくださいね。
※サムネイル画像(Image:fifg / Shutterstock.com)