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30代以下が新NISA口座を積極開設!口座選びの決め手は“ネットの評判”だった?

2024年度のNISA制度拡充が呼び水となり、投資を始める人が増えている。日本証券業協会によると、昨年1年間でNISA口座新規開設は400万口座を超え、2025年3月末時点でのNISA口座総数は2,600万口座を突破しているという。J.D. パワー ジャパンでは「2025年NISA顧客満足度調査」の結果を発表したので見ていこう。

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(Image:Shutterstock.com)

30代以下の若年層が積極的に新NISA口座を開設

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キャンペーンやインターネットでの評判が若年層の選定基準となっているよう(「株式会社J.D. パワー ジャパン」調べ)

CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワー ジャパン。同社では2025年4月に銀行や証券会社で、新NISA口座での資産運用を行っている20歳~79歳の4,753人を対象にNISA口座における金融機関の提供するサービス品質や利用実態、満足度を把握し明らかにする調査を実施した。

年代別に満足度や傾向を見ると、30代以下の若年層の満足度が中年層や高年層よりも顕著であり、NISA口座開設に向けた情報収集も熱心だという。若年層は、情報の充実やキャンペーン、優遇制度の充実を理由に口座開設する傾向が強く、中でもインターネット(ブログ・掲示板・SNS等)で評判の良さを理由に金融機関を選ぶ傾向が強いようだ。

こうしたインターネットでの評判の良さを理由にNISA口座を開設した人は、「自分が口座開設した金融機関を勧めたい」と回答していることも判明。この動向から各金融機関においては、オンラインでの評判を高める工夫やマーケティング施策が新規顧客の獲得につながっていくと推察される。

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顧客満足度「ネット証券」部門1位は、SBI証券

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(「株式会社J.D. パワー ジャパン」調べ)

2025年NISA顧客満足度調査「ネット証券」部門では、「NISA口座での取引手数料」「NISA口座で取引できる投資商品の豊富さ」の2ファクターで評価。1位となったのはSBI証券、2位が楽天証券、3位松井証券という結果に。SBI証券は3年連続の総合満足度1位を獲得している。

そのほか「全国系銀行」部門では、1位ゆうちょ銀行、2位みずほ銀行、3位三菱UFJ銀行となり、「対面証券」部門では、1位三菱UFJモルガン・スタンレー証券、2位野村証券、3位みずほ証券だった(各ファクターの評価項目は異なる)。

ネット証券・銀行・対面証券はそれぞれ手数料や取扱商品数、サポート、使いやすさなどの特徴が異なるため、金融機関を選ぶ際は「自分の投資スタイルに合っているか」という点を考慮すると良さそうである。新NISAは非課税期間が無期限になったことで、長期投資のメリットを最大限活かすことが可能になった。短期的な利益を期待し過ぎず、長期的な視点で運用することで、将来的な資産形成につながるだろう。

【日時】2025年07月12日 07:00
【提供】スマホライフPLUS

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