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メーデー連休の中国で観光客のマナー違反相次ぐ―中国メディア

中国では4月29日から5月3日まで労働節(メーデー)前後の5連休だった。中国新聞網は4日、「博物館などで観光客による非文明的な行為が何度も発生してやまなかった」とする記事を掲載した。

記事によると、5月1日には、河南省安陽市の殷墟博物館で、高齢の男性が文化財保護エリア内に無断で入る様子を映した動画がネット上で拡散され物議を醸した。男性は落ちた帽子を拾おうとして入ったとみられる。

4月30日には、全国重点文物保護単位に指定されている広東省広州市の聖心大教堂の文化財保護モニュメントが、写真撮影のために登った子どもによって破壊された。


5月2日には、江蘇省にある徐州博物館3階の徐州古代兵器陳列所で、多くの客が手で展示品に触れるということがあった。

記事は、観光客による非文明的な行為が何度も発生してやまないことについて、ネット上では「管理が緩すぎるためか、それとも処罰が軽すぎるためか」との声も聞かれるとした。

記事は、北京のパートナー弁護士のコメントとして、「公衆は、博物館の展示品、施設および環境を大切にし、破損してはならない。破損した場合は法に則り相応の民事・行政責任を負い、犯罪を構成した場合は法に則り相応の刑事処罰を受けることになる」と報じた。

記事によると、博物館には、「文物保護法」と「博物館条例」の規定に基づき、所蔵している文化財を厳格に管理する制度を設けることなどが求められている。(翻訳・編集/柳川)


【日時】2023年05月05日 00:00
【提供】レコードチャイナ

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