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中国の企業、自らバッテリーを交換するヒューマノイド・ロボットを開発

中国の企業が、自分でバッテリーを交換できる新しいヒト型ロボットを開発し、その動画を公開した。

理論上、24時間ノンストップで稼働

その企業とは、広東省の深圳に拠点を置く、「UBTech Robotics」だ。

この会社は、自らバッテリーを交換できる新型のヒューマノイド・ロボット「Walker S2」を開発。

7月17日には、「Walker S2」が充電ステーションまで歩き、背中から消耗したバッテリーを取り外し、充電ドックに挿入して、新しいバッテリーを装着する動画を公開した。

「UBTech Robotics」によれば、この機能により、ロボットは(少なくとも理論上は)人間の支援なしに24時間ノンストップで稼働できるという。

中国政府が手厚い支援

中国のヒューマノイド・ロボット産業は近年急速に発展しており、中国政府はロボット工学と人工知能(AI)を重要な戦略産業と位置付け、手厚い政策支援を行っている。

信用格付け機関「ムーディーズ」が7月17日に発表したレポートによれば、中国は高度なAIと低コストの製造業を組み合わせる独自の能力により、「ロボット大国として台頭している」という。

また米金融機関の「モルガン・スタンレー」が2月に発表したレポートでは、ヒューマノイド・ロボットを開発している世界の上場企業の半数以上が、中国企業だと指摘されている。

さらに中国のロボット工学スタートアップ企業は、世界のベンチャーキャピタルからの資金提供も、かなりの割合を占めているそうだ。

「UBTech Robotics」は、2023年に香港証券取引所に上場された、初のヒューマノイド・ロボットメーカーとされている。

深圳市のスタートアップ企業は7月14日、配達ロボットチームを派遣し、世界で初めて地下鉄駅構内にある「セブン・イレブン」の在庫補充を行ったという。(了)

【日時】2025年07月28日 11:45
【提供】Switch News

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