👙 グラビアニュース

11歳でSKE48に加入してから10年。人生の約半分をアイドルとして過ごしてきた上村亜柚香が、6月30日にグループを卒業する。子供の頃からアイドルに憧れた彼女は、時には末っ子キャラ、時には副リーダー、そしていつも笑顔で一番星の笑顔を届けてくれた。

BUBKA7月号では、卒業前ラストとなるグラビアに登場し、セブンネット限定版では表紙を飾ってもらった。6月29日の卒業公演が迫る今回、彼女の10年間を振り返ってもらったインタビューを抜粋してお届けします。

10年分の「ありがとう」

──6月30日をもって、11歳のときから10年在籍したSKE48を卒業します。

上村亜柚香(以下、上村)　SKE48での活動が好きだし、楽しんでやっているんですけど、その気持ちが周りに伝わっていたみたいで、「このタイミングで卒業するなんて、全然思わなかった」と驚かれました。それこそ一生SKE48じゃないですけど、「あゆかぴょんは、ずっといてくれると思ってた」って言ってくれる人が、メンバーにもファンの方にもすごく多かったです。言われてから、そんなふうに思ってもらえてたんだなって気づきましたね。

──3月6日の劇場公演で卒業発表して以降は、どんな感覚で活動していますか？

上村　相変わらず楽しいです。卒業する実感があんまりないというか、4月からいろいろと環境も変わって新公演に向けたレッスンもしてるんですけど、たまに自分が卒業することを忘れるぐらい（笑）。それぐらい楽しんでるし、新公演のレッスンで今まで一緒に踊ったことのないメンバーと踊ったりすると、すごく新鮮なんですよね。でも、「あ、自分は6月いっぱいで卒業するんだ」って、ふと思っちゃうっていう。

──11歳からの10年間、大変なことも当然あったと思います。そんなとき、支えになってくれたメンバーを教えてください。

上村　本当にいろんなメンバーに助けてもらって、支えになってもらったんですけど、一番は「（ほぼ）同期で」同い年の浅井裕華ちゃんと相川暖花ちゃんには、もうすごく。加入当時からずっと一緒にやってきて、2人には悩みも嫌だったことも全部話してきたし、意見交換や相談もするので、2人の存在は10年間いつも大きかったなと思います。2人とはチームが違って、チームが違うとなかなか会わないんですけど、よく会いましたし、連絡も毎日取ります。しょうもない話から真面目な話まで、全部するのは2人だけだし、2人がいなかったら私のアイドル人生は全然違うものになっていたかもしれません。

──毎日連絡って、恋人みたいな（笑）。

上村　ホントですよね（笑）。2人とは、卒業してもずっと仲良くすると思います。「いつか子どもができたら一緒に遊ばせようね」とか、「おばあちゃんになっても仲良くしようね」って、よく言い合ってるので。

──10年のアイドル人生では、大変なこともあった一方、うれしい出来事もたくさんあったと思います。

上村　いっぱいありましたけど、ドラフトでTeam Sに指名してもらったことが、本当に幸せでした。公演曲やシングルのカップリング曲でももともとTeam Sの楽曲が好きだったので、Team Sの曲をたくさんパフォーマンスできて楽しかったですし、Team Sのメンバーとしていろんなメンバーに出会ったんですけど、本当に素敵な人たちばかりだったので。年齢の近い同年代の子も多くて、バカなことをして遊んだり、はしゃいでうるさくしてる私と一緒に騒いでくれたり、すごくいいチームに出会えたなってずっと思ってます。

──ファンの方はどんな存在でしたか？

上村　私は公演中のファンサービスやSNSでの発信がそんなに得意じゃないし、王道アイドルでもないと自分で思ってるんですけど、そんな私を見つけて応援してくれたファンの方には、本当に感謝しなきゃいけないです。私のファンの方って、「あゆかぴょんが楽しかったら、幸せだったらなんでもいいよ」って言ってくれるんですよ。自分に関わってくれる人間でそんなに甘やかしてくれる人は、きっとこの先いないだろうなと思うので、とにかくありがたい存在だなって思います。

取材・文／大久保和則

まだまだ続くインタビュー&グラビアはこちらから！

【日時】2025年06月20日 20:45
【提供】BUBKA WEB

元記事を読む