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高校生だった実の娘に性的暴行を加えたとされる父親の第2回公判が富山地方裁判所で11日開かれ、被害にあった娘が、父親の性的暴行に抵抗はしたものの、妹に被害が及ぶのをおそれ抵抗しきれなかったと語りました。
準強姦の罪に問われているのは、富山県黒部市の無職、大門広治被告(53)です。
起訴状などによりますと大門被告は、2016年8月ごろ、当時高校生だった娘に、抵抗できない状態と知りながら性的暴行を加えたとされています。
娘の福山里帆さん(24)は、これまで実名を出し被害を訴えていて、11日午前10時から富山地裁で始まった第2回公判では、被害者参加制度を利用し、証人として証言台に立ちました。
このなかで福山里帆さんは、父親の性的暴行に抵抗はしたものの、妹に被害が及ぶのをおそれ抵抗しきれなかったなどと語りました。
これまでの裁判で、大門被告は娘との性行為は認めた一方、「逆らえない状態ではなかった」と起訴内容を一部否認し、無罪を主張しています。
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[ 匿名さん
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