爆サイ.com 北陸版

🚨 事件・事故ニュース



NO.6027403
緊急地震速報「2つの地震を1つにとらえ」マグニチュード過大評価に

5日昼前に関東地方や福島県で発表した緊急地震速報の警報について、気象庁は「同時刻に茨城県沖と富山県西部で発生したふたつの地震のデータを同一の地震として処理したため、マグニチュード(M)を過大評価した」と発表した。

5日午前11時2分ごろ、茨城県沖で深さ40キロを震源とするM4.4の地震が発生し、茨城県の神栖市で震度3の揺れを観測したほか、茨城県や千葉県で震度2、福島県や栃木県、群馬県で震度1の揺れを観測した。

富山県西部では、ほぼ同時刻に深さ20キロを震源とするM3.9の地震が発生し、石川県七尾市と中能登町で震度3の揺れを観測した。

気象庁は、ふたつの地震が発生した約20秒後の11時2分46.4秒に、「関東地方や福島県で強い揺れが予想される」として緊急速報を発表。

緊急地震速報で予測された震度は、茨城県南部で震度5強程度、千葉県北東部で5弱から5強程度と、実際より大きなものだったため、首都圏を走る私鉄や地下鉄などの路線で電車が緊急停止する事態を引き起こした。

気象庁は震度を過大に予測した原因について、「同時刻に発生したふたつの地震を同一の地震として解析処理したため、マグニチュードが6.4と大きくなり、緊急速報を発表してしまった」と分析している。
【日時】2018年01月05日 18:24
【提供】ハザードラボ

本サイトに掲載されている記事の著作権は提供元企業等に帰属します。